2019年度の文化功労者として顕彰された田渕俊夫氏の画業60年を振り返る展覧会

「大和心象 法隆寺遠望」2004年、紙本着彩、個人蔵

2021年1月9日(土)から1月20日(水)まで、日本橋三越本店 本館7Fの催物会場にて「画業60年 田渕俊夫展」の開催が予定されている。田渕俊夫氏の画業60年を振り返る展覧会で、同氏が描く“日本美の極致”を堪能することが可能。18点の作品が一堂に展覧される。入場料は一般1,000円/高校・大学生800円/中学生以下無料。
1941年生まれの田渕俊夫氏は、1965年に東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業し、1967年に東京藝術大学大学院を修了した。同年に「第22回春の院展」に初入選し、1968年には「第53回院展」に初入選。1970年から平山郁夫氏に師事し、長きにわたって日本画壇を牽引するとともに、東京藝術大学で後進の育成にも尽力してきた。2019年には文化功労者に顕彰され、大嘗祭のために「悠紀地方風俗歌屏風」を制作している。
今回の展覧会は、「第1章 水と光」「第2章 草と花」「第3章 旅と刻」「第4章 人の刻」「第5章 命と光(田渕の今)」と5つの章での構成。それぞれの章のテーマごとに代表作を紹介し、神奈川県鶴岡八幡宮に奉納された絵巻や、寺社仏閣に奉納された大作屏風を加えて、18点の作品が紹介される。
※イベント内容などは変更になる場合もあり。最新情報は公式サイトにて要確認
■期間:
2021年1月9日(土)~1月20日(水)

■開催場所:
日本橋三越本店 本館7F 催物会場
東京都中央区日本橋室町1-4-1

■問い合わせ先:
日本橋三越本店
tel. 03-3241-3311(大代表)
url. https://www.mitsukoshi.mistore.jp/nihombashi.html
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