凸版印刷が環境課題への取り組み方針を定めた「トッパングループ環境ビジョン2050」を策定

「トッパングループ環境ビジョン2050」

凸版印刷株式会社は、「トッパングループ環境ビジョン2050」を策定した。将来にわたってあらゆる生命が存続できる持続可能な社会の実現に向け、地球環境課題への長期的な取り組み方針を定めたもの。「脱炭素社会」「資源循環型社会」「水の最適利用」に貢献し、「ふれあい豊かでサステナブルな暮らし」の実現を目指していくことが明確にされている。
同社は1992年に「凸版印刷地球環境宣言」を定め、その宣言を2009年4月にグループ全体の活動の基本理念「トッパングループ地球環境宣言」へと改めて、より積極的に環境保全に配慮した企業活動を進めてきた。同年11月には「TOPPAN SDGs STATEMENT」を策定および公表し、SDGsの経営への統合と取り組みの強化を宣言。その中で、凸版印刷が実現したい社会を「ふれあい豊かでサステナブルなくらし」とし、事業基盤を支える「全社活動マテリアリティ」と事業を通じて取り組むべき「事業活動マテリアリティ」のそれぞれにおいて、環境課題に積極的に取り組んでいくことを表明している。
今回の「トッパングループ環境ビジョン2050」では、さらに環境課題への長期的かつ継続的な取り組みに向けて、2050年に向けた目標が明確にされた。この策定に合わせ、同社のSDGs全社活動マテリアリティ「環境配慮・持続可能な生産」のKPI(Key Performance Indicators)も見直されており、「トッパングループ2030年度中長期環境目標」として新たな目標数値が設置されている。

「トッパングループ環境ビジョン2050」

「トッパングループ2030年度中長期環境目標」

凸版印刷株式会社
URL:https://www.toppan.co.jp/
2021/01/19
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