ミマキがテキスタイル用の昇華転写IJプリンタのエントリー機「TS100-1600」を2月発売

「TS100-1600」

株式会社ミマキエンジニアリングは、昇華転写用インクジェットプリンタ「TS100-1600」を、2021年2月に発売する。テキスタイル・アパレル市場に向けた製品で、デジタルプリンティングの導入を検討している幅広いユーザーに対応するエントリーモデル。サンプルから大ロット生産までを1台でカバーできる。
本製品では、70㎡/hの最速モードから、46㎡/hのの実用画質モード、19㎡/hの高品質モードまで、幅広いプリントモードを用意。最速モードでは、同社の従来機の「JV150-160」との比較で約2倍の生産性が実現された。最大1,620mm幅のメディアに対応。出力解像度は300/600/720/900dpiで、インターフェイスにはUSB 2.0およびEthernetを使用できる。
また、本製品は同社製の昇華転写モデルとしては初めて1Lのボトルインクを採用した。インクの交換頻度が減ることで安定した長時間稼働が実現されているほか、同社の従来機の標準440ccカートリッジ装着時と比較して、ランニングコストが約半分となる。
ソフトウェアRIPは2種類が用意されており、購入の際にどちらを標準添付するかの選択が可能。販売予価は「TS100-1600+TxLink 4 Lite(ソフトウェア)」が1,130,000円(税別)、「TS100-1600+RasterLink 7(ソフトウェア)」が830,000円(税別)となっている。本体サイズは2,775(幅)×1,475(高さ)×700(奥行)mmで、重量は166kg。
株式会社ミマキエンジニアリング
URL:https://japan.mimaki.com/
2021/01/22
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