震災を忘れずに教訓を未来へ伝えるための日本科学未来館の特別企画「震災と未来」展

2021年3月6日（土）から3月28日（日）まで、日本科学未来館にて「『震災と未来』展 －東日本大震災10年－」の開催が予定されている。2011年3月11日（金）の東日本大震災から10年を迎えるにあたり、震災を忘れずに教訓を未来へ伝えるための特別企画。「震災の記憶」「その後の人々が生んだ絆」「未来への課題」のテーマを掲げ、3つの展示ゾーンが繰り広げられる。

本展では、過去の“記録”を見つめ直し、その記録を“記憶”として捉え直して、そのうえで防災や減災を“自分ごと”として考える構成。NHKがこれまで記録・蓄積してきた映像や資料をさまざまなかたちで振り返り、震災・復興にまつわるストーリーを持った品々を展示することで、復興への取り組みと課題、さらに今後の災害に対する備えを紹介している。

被災前の街を1/500の縮尺で復元する「失われた街」模型復元プロジェクトの取り組みや、仮想空間の中で災害時に迫られるさまざまな選択を体験する「防災クロスロードその時、どうする？」など、多角的な企画が盛り込まれていることが特徴。新型コロナウイルス感染症の拡大防止に役立つ飛沫感染防止用のテントも展示され、新たな複合災害に備えた避難所の形も紹介されている。

入場は無料で、オンラインによる事前の入場予約が必要。会期中の3月9日（火）と3月16日（火）は休館となる。開館時間は10:00〜17:00（入場は閉館30分前まで）。

※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認

■期間：
2021年3月6日（土）～3月28日（日）

■開催場所：
日本科学未来館 1F 企画展示ゾーン
東京都江東区青海2-3-6

■問い合わせ先：
日本科学未来館
tel. 03-5777-8600（ハローダイヤル）
url. https://www.nhk.or.jp/event/art2020/
url. https://www.miraikan.jst.go.jp/