サンワサプライ、離れた部屋からでも温度や湿度を確認できるワイヤレス温湿度計を発売
サンワサプライ株式会社は、受信機と送信機が1台ずつセットになったワイヤレス温湿度計「CHE-TPHU7」を発売した。送信機を設置した場所の温度と湿度を測定でき、受信機側でも測定が可能。液晶表示は送信機側にも用意されているため、その場でも確認ができる。価格はオープン。
本製品を用いると離れた場所の温度や湿度をリアルタイムで表示できるため、たとえば赤ちゃんやお年寄りがいる部屋の室温をキッチンなどの離れた部屋から把握し、温度調整の判断材料として熱中症対策に役立てるなどの活用ができる。障害物がなければ、最大80mまでの離れた場所での測定が可能。家庭内だけでなく、ビニールハウス内の温度管理、病院や屋外倉庫や温室などの気温計測・管理にも便利な機器だ。そのほかの機能として、気圧値による天気や日時（アラーム機能付き）も表示される。
また、この製品は送信機を追加していくことで、最大3台の送信機を設置した場所の温度や湿度のデータ測定が可能。送信機のみの単品の「CHE-TPHU7TX」が同時発売されている。
受信機のサイズは86（幅）×162（高さ）×22（奥行）mm、送信機のサイズは40（幅）×122（高さ）×18（奥行）mmで、温湿度センサーにはSensirion社によるスイス製のものを採用。受信機にも送信機にも壁掛け用フックが付いているため、壁に掛けて使うこともできる。