アクリルや木片やテープなどを扱いながら描く渡辺彰吾氏の個展「INCARNATIONS」

渡辺彰吾個展「INCARNATIONS」

2021年4月9日(金)から5月2日(日)まで、TAV GALLERYにて、渡辺彰吾氏の個展「INCARNATIONS」が開催される。渡辺氏は、アクリルや木片やテープなどの素材を扱いながら、約20年にわたってインナーチャイルドが表出したようなキャラクターを描き続けている作家。初日の18:00~20:00には、レセプションパーティも実施される。
渡辺彰吾氏は1979年生まれで、茨城県の水戸市出身。2009年の世界堂(東京)での「第5回 世界絵画大賞展入選作品展」、O美術館(東京)での「第1回 ターナーゴールデンコンペティション入選作品展」、スパイラル(東京)での「第12回 リキテックス・ビエンナーレ入選作品展」をはじめ、これまで各種の展覧会に出品し、2013年には深川番所ギャラリー(東京)で「赤いツノ」と題した個展が開催された。
渡辺氏が描くキャラクターたちは、複雑な表情を浮かべ、1つとしてシンメトリーに描かれたものがないことが特徴。キャラクターを区切るための枠線は、背景と溶け合っている。パステルカラーの配色などもあり、一見すると親しみやすい作品としても描かれているが、抽象的に見えたとしてもそれは“現在性”を含んだリアリズム表現。社会との共存を迫られた生命や、未来に生まれ得る新たな生命を肯定的に描き出している。休廊日は水曜と木曜で、時間は13:00~20:00。
■期間:
2021年4月9日(金)~5月2日(日)

■開催場所:
TAV GALLERY
東京都杉並区阿佐谷北1-31-2

■問い合わせ先:
TAV GALLERY
tel. 03-3330-6881
url. http://tavgallery.com/
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