「AIワクチン接種予測」、接種開始が2ヶ月遅れになるなど予測を大きく変更

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株式会社JX通信社は、同社が運営するニュース速報アプリ「NewsDigest」内で提供している「AIワクチン接種予測」機能について、ワクチン接種が遅れている現状を踏まえ、接種ができる日の予測を大幅に変更させると発表した。
政府や各自治体は、今年2月から医療従事者へのワクチン接種を開始し、4月12日からは全国各地で65歳以上の高齢者に対するワクチン接種が始まっている。

しかし、「第一群」の医療従事者を対象としたワクチン接種の進捗率は、4月9日時点で23.44%にすぎず、このままでは全国約1700の市区町村の殆どで接種予測スケジュールが大きく遅れるのは間違いない情勢となっている。

この情勢をふまえた接種開始時期の変動例としては、東京都江東区在住の20代男性の場合は8月初旬からの予測が10月中旬から、鳥取県米子市在住の30代男性の場合は7月中旬からの予測が10月下旬からとなり、大幅な遅延となる。

菅義偉首相は答弁で「6月末までに少なくとも1億回分を確保」とし、数量確保に取り組んでいることをアピールしたが、確保分が各自治体にきちんと行き渡り、さらに各自治体でスムーズなワクチン接種が行われることが求められる。

現状、感染拡大地域では医療崩壊に近い状態だと訴える現場の方もいて、ワクチン接種業務が滞りなく実行される保証もなく、ワクチン接種だけでなくコロナ対策全般で厳しい状況が続くことになりそうだ。
「AIワクチン接種予測」
URL:https://newsdigest.jp/pages/yosoku
2021/04/12
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