ソニー、世界初の可変式望遠レンズや高精細ディスプレイのスマホ「Xperia 1 III」発表

「Xperia 1 III (エクスペリア ワン マークスリー)」

ソニーは、同社のスマホブランドXperiaから、フラッグシップモデル「Xperia 1 III (エクスペリア ワン マークスリー)」を発売すると発表した。
本製品は、6.5インチシネマワイドディスプレイやトリプルカメラを搭載するスマートフォン。

カメラはソニーの最新技術を結集させたもので、世界初の可変式望遠レンズ、焦点距離16mm(F2.2)の超広角レンズ、24mm(F1.7)の広角レンズという構成。

特に可変式望遠レンズは、1つのレンズで70mm(F2.3)と105mm(F2.8)の2つのズームができ、より被写体にクローズアップした撮影を可能にする。

カメライメージ

カメラのスピード性能については、全てのレンズがデュアルフォトダイオードセンサーを搭載し、焦点距離105mmの望遠レンズでも高速・高精度・高追従なコンティニュアスAFを可能にした。

また、任意の被写体を画面上でタッチするだけで、高精度に追従し続ける「リアルタイムトラッキング」も新搭載する。

カメラのセンサーは有効画素数約1220万画素の1/1.7大判センサーで、多くの光を取り込める大きなピクセルピッチ(1.8µm)、画像処理エンジンBIONZ X for mobileのノイズ低減処理などにより、夜景などの暗所でも明るくノイズの少ない高精細な撮影が可能になる。

ディスプレイにも世界初の機能が備わり、リフレッシュレート120Hz駆動の4K HDR対応有機ELディスプレイ(3840×1644ピクセル)により、高精細で残像が少ないなめらかな画面表示が楽しめる。

ディスプレイイメージ

サウンドは、立体音響技術「Dolby Atmos(ドルビーアトモス)」対応で、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントと協業した独自のチューニングを実装することで、音の定位感や立体感を忠実に再現できる。

さらに、スピーカーをフロント側に左右均等に配置するフルステージステレオスピーカー搭載により、立体感ある音場も実現している。

ゲーミング対応も優秀で、リフレッシュレート120Hz駆動ディスプレイとゲームプレイのためにチューニングされた240Hzの残像低減技術により、動きの速いゲームでもくっきりなめらかに映り、没入感をもってゲームを楽しめる。

そのほか、チップはQualcomm Snapdragon 888 5G Mobile Platformを搭載してCPUが約25%・GPUが約35%高速化、5Gのミリ波帯/sub6通信対応、4500mAhの大容量バッテリーといった機能も備える。
発表資料
URL:https://www.sony.co.jp/corporate/information/news/202104/21-003/
2021/04/15
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