ローランドD.G.によるクラウドベースのコネクテッドサービス「Roland DG Connect」が登場
業務用インクジェットプリンタの製造・販売を手掛けるローランド ディー.ジー.株式会社は、新開発の「Roland DG Connect」を発表し、日本/米国/英国での提供を開始した。同社の製品とユーザーをつなぐクラウドベースのコネクテッドサービス。上記の3カ国以外については、2021年7月以降に順次の提供開始を予定している。
この「Roland DG Connect」は、ユーザーの創造の可能性を大きく広げ、新たな価値やビジネスの共創を目指すもの。「より快適で安定した稼働状況を実現するサービス」をはじめ、「仕事の効率性を向上させるサービス」「ビジネスの発展や収益力の強化に大きく貢献するサービス」「さまざまなスキルや個性を持った人々がアイデアを共有しながら協業するためのサービス」を提供していく。
今回はその第1弾として、「より快適で安定した稼働状況を実現するサービス」と「仕事の効率性を向上させるサービス」の提供を開始。対象製品のユーザーは「Roland DG Connect」に登録することで同社とインタラクティブな情報共有が可能となり、たとえば万一エラーが発生した場合にも、共有された製品の稼働状態や履歴などの情報をもとに的確な修理を行える。
製品の安定した稼働に大きく影響するプリントヘッドなど主要部品の“ヘルスチェック機能”も搭載。また、稼働状況を分かりやすく可視化した“ダッシュボード機能”によって、製品の稼働率の向上と効率的な事業運営が支援される。対応機種は「TrueVIS VG2-640/540」「TrueVIS SG2-640/540/300」「TrueVIS VF2-640」「TrueVIS VG-640/540」「TrueVIS SG-540/300」（ファームウェアを最新にバージョンアップすることが必要/対応機種は順次に拡大予定）。