“ミレニアル世代”のアーティスト12名によるグループ展「Slow Culture」

2021年6月19日（土）から8月15日（日）まで、京都市立芸術大学ギャラリー@KCUAにて「Slow Culture」の開催が予定されている。1980年代後半から1990年代前半生まれのアーティスト12名によるグループ展。油絵/VR/マーチャンダイズ/Instagram/ポップカルチャー/日本画などを横断的に活動する“ミレニアル世代”がとらえた“「絵」の現在地”を体感できる。

本展では、12名のアーティストが近作と新作を含む約40点の作品を展示。彼らの実践を辿りながら、現代の絵とその周辺に光を当てている。展示される作品は、日常における切実なテーマやユースカルチャーの影響をもとに描き出されたものなど。生と死、公と私、循環、流動的なアイデンティティなどにまつわる現代のビジョンの一端が多様なイメージで紹介されている。

また、VRや3DCGなどを用いてデジタル特有の概念を交差する創作アプローチが取り上げられていることも特徴。現代の新しい感覚による描画表現の可能性に着目しており、あらためて“「絵」とは何か”を考える良いきっかけとなる。

入場無料、月曜休館（8月9日は開館で翌8月10日が振替休館）で、開館時間は11:00〜19:00。

※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認

■期間：
2021年6月19日（土）～8月15日（日）

■開催場所：
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
京都府京都市中京区押油小路町238-1

■問い合わせ先：
京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA
tel. 075-253-1509
url. https://gallery.kcua.ac.jp/