ぼかして抽象化されたイメージを提示する久家靖秀氏の写真展「MELFOTO>Mnemosyne」

久家靖秀写真展「MELFOTO>Mnemosyne」

2021年6月19日(土)から7月4日(日)まで、BOOK AND SONSにて、久家靖秀氏の写真展「MELFOTO>Mnemosyne」の開催が予定されている。会場は、タイポグラフィを中心としたグラフィックデザインの本を取り扱う古書店。今回の展覧会は、久家氏にとって約10年振りとなる新作写真集「Mnemosyne」(HeHe)の発売を記念して開催される。入場無料、水曜定休で、時間は12:00〜19:00。
「Mnemosyne」は、久家靖秀氏が砂山典子氏(ダムタイプ)と池宮中夫氏(ノマド-s)という2人のパフォーマーに出会って始まったシリーズ。身体表現の瞬間をとらえて、“絵画的”に変換している。
デジタルカメラやスマートフォンに搭載されたカメラの進化により、現在では“常にピントが合っている状態”が普通のことになったが、このシリーズ作品ではディテールを捨象することで“象徴としての身体”を表現。ぼかして抽象化されたイメージを鑑賞者の中に溶け込ませ、「作品を鑑賞する場」「その作品が撮影された時と場所」「鑑賞者の記憶や概念、時に豊かな物語」をつなげることを目指している。
本展では、写真集の「Mnemosyne」に収録された作品のほか、一部新作や動画を加えて展示。約20点の作品が紹介される。
※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認
■期間:
2021年6月19日(土)~7月4日(日)

■開催場所:
BOOK AND SONS
東京都目黒区鷹番2-13-3 キャトル鷹番

■問い合わせ先:
BOOK AND SONS
url. https://bookandsons.com/
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