アートとの共通点も感じながら“ロック・スター”を描いた水戸部七絵氏の個展「Rock is Dead」

水戸部七絵「Sexy Rock Alien」2021年
2x2m、Oil painting,linen,pigment,wood panel

2021年6月24日(木)から7月11日(日)まで、現代アートのコマーシャルギャラリーのbiscuit galleryにて、画家の水戸部七絵氏の個展「Rock is Dead」の開催が予定されている。偶像化されて消費されていくことになった歴史を持つ“ロック・スター”の存在に、消費と表現というアートで向き合わなければならない二律背反を重ねながら制作した新作を発表。ギャラリーのビルの3フロアにわたる初の個展として開催される。休廊日は月曜~水曜で、開廊時間は平日13:00~19:00/土日12:00~18:00。
水戸部七絵氏は神奈川県生まれで、現在は千葉を拠点として活動している。2021年は東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画に在籍し、小林正人氏に師事。2020年には鎮西芳美氏の推薦により「VOCA展2021」奨励賞を受賞しており、愛知県美術館に2019年制作の「I am a yellow」が収蔵されている。
本展では、音楽のみならずファッションや映画などを横断しながらグラム・ロックシーンの象徴となったデヴィッド・ボウイ氏(1947~2016年)や、挑発的な姿で保守的な女性像を破壊していった女性ロックバンドのザ・ランナウェイズなど、1970年代のスターを描いた作品を紹介。1Fフロアと2Fフロアでは「Star Portraitシリーズ」、3Fフロアでは「depthシリーズ」が展示され、2m級の大作から小作品まで、幅広いラインナップで構成されている。
※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認
■期間:
2021年6月24日(木)~7月11日(日)

■開催場所:
biscuit gallery
東京都渋谷区松濤1-28-8 biscuit bldg. 1F~3F

■問い合わせ先:
biscuit gallery
url. https://biscuitgallery.com/
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