リコーのデジカメ“GRシリーズ”の開発者で“ミスターGR”の愛称でも親しまれる野口智弘氏の写真展

© Tomohiro Noguchi

2021年7月13日(火)から7月25日(日)まで、ギャラリー・ソラリスにて、野口智弘氏の写真展「Slow Waltz -終わらない序章の始まり-」が開催されている。野口氏は、コンパクトカメラ「リコー・GRシリーズ」の開発者として“ミスターGR”の愛称でも親しまれる人物。4月に東京で初の写真展を開催しており、今回の展覧会はその巡回展となる。入場無料、会期中の休廊日は7月19日(月)で、開廊時間は11:00〜19:00。
野口智弘氏は1959年生まれで、東京都大田区の出身および在住。早稲田大学卒業後に、株式会社リコーへと入社した。コンシューマー製品の企画・マーケティングを経て、カメラ事業部でR/CX/GR/GX/GXR/Gシリーズなどを手掛け、その中でも「GRシリーズ」は初代のフィルムカメラの「GR-1」から「GR3」まで、ほぼ全モデルに関わっている。
2008年にはリコー初のフォトギャラリー「RINGCUBE」を銀座に開設し、数々のユニークな展示企画を実現。2013〜2016年には全天球360°カメラの「THETA」事業に携わり、2017年から再びカメラ製品企画を担当した。2019年にリコーを退社後は、株式会社アマナでの写真関連ビジネスを経て、現在は「ゆでたまご」代表として、さまざまな企業のブランディング・コミュニケーションを支援している。
本展では、コロナ禍以前に旅先で撮影された約25点の作品を紹介。ロンドン、パリ、ウィーン、ストックホルム、ニューヨークなどで撮影された写真が展示されている。なお、本展の会期中には、Web上で展覧会の雰囲気を楽しめるオンライン・ビューイングも実施中。
※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認
■期間:
2021年7月13日(火)~7月25日(日)

■開催場所:
ギャラリー・ソラリス
大阪府大阪市中央区南船場3-2-6 大阪農林会館 B1F

■問い合わせ先:
ギャラリー・ソラリス
tel. 06-6251-8108
url. http://solaris-g.com/
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