ANA、保安検査場入口と搭乗ゲートで何も見せず「顔認証」で通過できるサービスを開始

「Face Express」イメージ

全日本空輸株式会社(ANA)は、顔認証技術による新しい搭乗手続き「Face Express」を成田国際空港発の国際線に適用すると発表した。運用開始は7月19日から。
「Face Express」はNECの顔認証システムを活用した搭乗手続きシステムで、実証実験が行われてきたが、実用化の運びとなった。

ユーザーは、成田空港の自動手荷物預け機での手続き時に顔写真を登録すると、保安検査場入口と搭乗ゲートで搭乗券やパスポートを提示することなく、顔認証で通過できるようになる。

コロナ禍により、非対面、非接触の搭乗手続きが求められる中、パスポートの受け渡しなしで保安検査場入口と搭乗ゲートを通過でき、ユーザーの安心・安全につながるサービスだ。

なお、対象便は「NH180 成田発 メキシコシティ行き(定刻 16:40発。毎日運航)」のみとなっているが、対象便の拡大は今後順次検討するとしている。
発表資料
URL:https://www.anahd.co.jp/group/pr/202107/20210715-4.html
2021/07/15
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