太宰治や夏⽬漱⽯など⽂豪をモチーフとしたポートレイト作品を展⽰する江上越氏の個展「星の時間」

2021年7月31日（土）から8月11日（水）まで、銀座蔦屋書店内の中央吹き抜けイベントスペース「GINZA ATRIUM」にて、江上越氏の個展「星の時間」の開催が予定されている。江上氏は、⾃⾝が持つ海外での実体験をもとにズレや誤視や誤聴などの“ミスコミュニケーション”を可視化することで、コミュニケ―ションの本質を探って作品を制作している若手アーティスト。今回の展示作品は店頭で販売されるほか、一部の作品はオンラインストア（OIL by 美術⼿帖）でも販売される。

江上越氏は、中国やドイツへの留学後、近年ではボストン美術館のアーティストトークに招待されるなど国内外で活躍。2021年にはパリ、ニューヨーク、台北でも個展を開催している。⽂化庁新進芸術家海外派遣プログラムでニューヨークへ渡り、ペンシルベニア大学のトークイベントに“⽇本戦後現代美術第三世代のアーティスト”として招かれるなど、海外での個展やプログラムを経て新たな発⾒や経験を得た。

本展では、会場が書店であることや、彼女自身が幼い頃から本を読むことと古本屋が好きで、さらに⾃粛期間中などにあらためて読書をする機会が増えたことから、太宰治や夏⽬漱⽯など明治から昭和にかけての⽂豪がモチーフのポートレイト作品を展⽰。入場無料で作品鑑賞を楽しむことができる。

※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認

■期間：
2021年7月31日（土）～8月11日（水）

■開催場所：
銀座蔦屋書店 GINZA ATRIUM
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F

■問い合わせ先：
銀座蔦屋書店
tel. 03-3575-7755
url. https://store.tsite.jp/ginza/