現代美術家の出口雄樹氏が「北斎漫画」を絵手本としたオマージュ作品を発表する展覧会

「Re-Hokusai 栗鼠(Re-Hokusai Squirrel)」2021年
40.5×27cm/新聞、墨、缶スプレー

2021年8月4日(水)から8月16日(月)まで、日本橋三越本店 本館6Fのコンテンポラリーギャラリーにて「Plop Hokusai Manga×Yuki IDEGUCHI」の開催が予定されている。当初は2020年に開催される予定であったが、コロナ禍により会期を変更し、あらためて実施される企画。現代美術家の出口雄樹氏が「北斎漫画」へのオマージュ作品として「Re-Hokusai」シリーズを発表する。
出口雄樹氏は1986年福岡県生まれで、2011年に東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻を卒業し、2013年に東京藝術大学大学院美術研究科日本画専攻修士課程を修了。2019年まではニューヨークを拠点として活動したが、現在は京都にスタジオを移して作品を制作している。2017年には、ロンドンの大英博物館での大規模な北斎展「Hokusai :Beyond the Great Wave」で上映されたドキュメンタリー映画にも、葛飾北斎に影響を受けていたアーティストの1人として出演した。
本展では、「北斎漫画」を絵手本に新たな解釈を加えて描いた「Re-Hokusai」シリーズが発表され、手本となった「北斎漫画」の実物も並べて展示。そのほか、北斎の水の表現をモチーフにした新作や、代表的なシリーズの1つでもある「Waterfall Mansion」の新たな連作も合わせ、約30点が展示される。
※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認
■期間:
2021年8月4日(水)~8月16日(月)

■開催場所:
日本橋三越本店 本館6F コンテンポラリーギャラリー
東京都中央区日本橋室町1-4-1

■問い合わせ先:
日本橋三越本店(大代表)
tel. 03-3241-3311
url. https://www.mistore.jp/store/nihombashi.html
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