家業の花屋を営みながら創作活動を展開する野田幸江氏の個展「腐っていくことやここからの眺め」

「フィールド」2021年制作
AFK2021 Akatsuki ART AWARD最優秀賞作品

2021年8月7日(土)から8月29日(日)まで、ANB Tokyoにて、野田幸江氏の個展「腐っていくことやここからの眺め」の開催が予定されている。京都府/ARTISTS’ FAIR KYOTO実行委員会/一般財団法人東京アートアクセラレーションが主催する企画で、「ARTISTS' FAIR KYOTO 2021 Akatsuki ART AWARD」の最優秀賞受賞者展覧会。オンライン事前予約制が採用されている。同時開催展を含めた全フロア共通チケットでの入場料は一般1,000円/大学生500円で、高校生以下は無料。
野田幸江氏は1978年滋賀県生まれで、1999年から絵画制作を始めた。各地で作品の発表を行い、滋賀県甲賀市で家業の花屋「ハナノエン」を営みながら、植物による造形の制作や風景についての創作を展開している。その活動は、自然の流れとそれに関わる人の手に向き合い、見る人の記憶と結ぶつくような“風景”を作り出すものだ。
本展では、植物や土や水を素材としながら、流動的に変化する自然を取り込んだ独自の風景を構築。六本木の風景を見渡す1部屋の中に「土が乾く」「雨が降る」「種が潤う」「植物が栄える」「ものが腐る」「綿毛が舞う」といった現象を想起させる自然物をランダムに配置し、それぞれが呼応しながら鑑賞者の想像力を駆り立てる光景が作り出されている。
※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認

「すべてのことがまっ平らになってゆく」2018年制作
BIWAKOビエンナーレ2018出展

■期間:
2021年8月7日(土)~8月29日(日)

■開催場所:
ANB Tokyo
東京都港区六本木5-2-4

■問い合わせ先:
京都府/ARTISTS’ FAIR KYOTO実行委員会/一般財団法人東京アートアクセラレーション
url. https://taa-fdn.org/events/1026/
MdN DIのトップぺージ