“魚譜画家”の長嶋祐成氏による深海魚をテーマとした作品展「あやなし、海の闇」

長嶋祐成作品展「あやなし、海の闇」

2021年8月9日(月)から9月10日(金)まで、銀座蔦屋書店のトラベル書籍売り場にて、長嶋祐成氏の作品展「あやなし、海の闇」が開催されている。長嶋氏は魚と水生生物を専門に描く“魚譜画家”として活動。本展では海の生き物の中でも“深海魚”をテーマとし、「月刊たくさんのふしぎ 2021年7月号 釣って 食べて 調べる 深海魚」(福音館書店)や「小学館の図鑑NEO 深海生物」(小学館)に掲載された原画のほか、描き下ろしの新作が展示されている。
長嶋祐成氏は1983年大阪府生まれで石垣島在住の画家。大学では思想を専攻し、卒業後は服飾分野でクリエイティブを学んだ。デザイン会社でディレクターを務めた後に、画家として独立。定期的な個展の開催のほか、水族館や博物館の館内イラスト、書籍の挿画などを手掛けており、著書には「きりみ」「THE FISH 魚と出会う図鑑」(いずれも河出書房新社)がある。
“魚譜”とは描き手の観察を通して魚類の姿を描いたもので、長嶋氏にとっては、食用魚でも鑑賞魚でも人の暮らしに直接の関わりはない魚でも、その美しさや愛らしさや格好良さや気高さを“絵”で表現することが自身の画家としてのミッション。本展で紹介される作品では、ほとんど光が届かない深海で環境に合せて独自の進化を遂げた“妖しくも美しい魚たち”の姿が描かれている。
※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認
■期間:
2021年8月9日(月)~9月10日(金)

■開催場所:
銀座蔦屋書店 トラベル書籍売り場
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F

■問い合わせ先:
銀座蔦屋書店
tel. 03-3575-7755
url. https://store.tsite.jp/ginza/
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