“線はどこから芸術に変わるのか?”を考えるきっかけにもなる展覧会「線のカタチ -Linework-」

「線のカタチ -Linework-」

2021年8月28日(土)から9月20日(月・祝)まで、ルートKコンテンポラリーにて「線のカタチ -Linework-」の開催が予定されている。物故作家から若手作家に至るまで、約65点のドローイング作品を展示する企画展。絵画作品における線の概念に注目し、自由に線を描くことをテーマに“Drawing”という表現に言及していく。
本展は、比田井南谷氏の作品にインスピレーションを受けて企画された。同氏は文字を超えた線の形象を追求し、“心線”という芸術を展開した書家。長く続くシステムを軸にしつつも、それらにとらわれることなく新しい概念で1つの書芸術を確立した。今回の展覧会では、作品の制作にあたって描かれた貴重な下図も展示される。また、独学で書を学んで抽象表現を極め、2021年3月に亡くなるまで精力的に作品を描き続けた篠田桃江氏の作品も展示。さまざまな視点から“線画”を検証する。
書家の描く“線”の作品のほかにも、1950年代から1990年代までのドローイング作品や、今後が期待される中堅・若手作家による“線”の作品も紹介。作家たちそれぞれの感性に基づく“線”の表現を通じて、“線はどこから芸術に変わるのか?”というテーマについても考えるきっかけとなる。
※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認
■期間:
2021年8月28日(土)~9月20日(月・祝)

■開催場所:
ルートKコンテンポラリー
東京都新宿区南町6

■問い合わせ先:
ルートKコンテンポラリー
tel. 03-6280-8808
url. https://root-k.jp/
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