熱帯植物を主なモチーフに絵画を制作している郷治竜之介氏の新作個展「overlay」

Ryunosuke Goji “monstera” 606×803mm, oil on canvas, 2021

2021年8月28日(土)から9月17日(金)まで、銀座蔦屋書店のアートウォール・ギャラリーにて、郷治竜之介氏の新作個展「overlay」が開催されている。気鋭のアーティストを特集する展覧会シリーズ「銀座蔦屋書店ART PARTY」の第10回目としての開催。入場無料で作品を鑑賞できる。
「銀座蔦屋書店ART PARTY」は、21世紀初頭の十数年間を“日本のアートの変節点”ととらえ、来るべき時代のアートを探求する企画。年齢やキャリアを問わず、さまざまな注目すべきアーティストを取り上げている。
今回この「銀座蔦屋書店ART PARTY」でピックアップされている郷治竜之介氏は、1988年愛知県生まれのアーティスト。2013年に東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業し、熱帯植物種などをモチーフとした絵画制作を展開している。2016年には「Youkobo Y-AIR Studio Program」に参画し、イギリスでの滞在制作を行った。
本展のタイトル「overlay」は、“重なり”や“覆い被せること”の意味。生い茂る葉を描くときに、1つの葉を見て描くことが逆説的に別の葉を覆い隠して“見えなく”してしまうという素朴な“気づき”に着想を得ており、“見えるものと見えないもの”が多層的に織りなす絵画平面の中で、新たなイメージを作り出そうとする試みとなっている。
※開催の状況について、最新の情報は公式Webサイトにて要確認
■期間:
2021年8月28日(土)~9月17日(金)

■開催場所:
銀座蔦屋書店 アートウォール・ギャラリー
東京都中央区銀座6-10-1 GINZA SIX 6F

■問い合わせ先:
銀座蔦屋書店
tel. 03-3575-7755
url. https://store.tsite.jp/ginza/
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