ローランド、BOSSブランドからワイヤレスヘッドホン型のベースアンプ「WAZA-AIR BASS」を発売
ローランド株式会社は、BOSSブランドの新製品として、2021年10月に「WAZA-AIR BASS」を発売する。ワイヤレスのヘッドホン型のベースアンプ・システム。5つのタイプのアンプとエフェクトを搭載しており、いつでもどこでもベース演奏を楽しめる。価格はオープン。
本製品は、2019年に発売されたワイヤレスのギターアンプ・システム「WAZA-AIR」の基本コンセプトを踏襲しつつ、搭載アンプやエフェクトがベース用に最適化された。ベーシスト専用モデルとして、効率的な練習をサポートするリズム機能も追加されている。
本体に内蔵されたジャイロ・センサーによって、プレイヤーの頭部の動きが感知され、その動きに合わせて音の響き方やアンプ・サウンドの定位が変化。スタジオでベースアンプを鳴らした時のような“部屋鳴り感”や、アンプのサウンドとストリーミング再生した楽曲のサウンドが背後から聴こえてバンドをバックに演奏しているような感覚も楽しめる。
スマートフォンとのBluetooth接続に対応し、オーディオ・ストリーミングや専用アプリ「BOSS TONE STUDIO」での音色調整も全てワイヤレスで完結させることが可能。内蔵リズムには、メトロノームやアコースティック・ドラムなど、豊富なパターンが用意されている。
本体重量は320g。同梱されているトランスミッター「WL-T」のサイズは87（幅）×36（高さ）×32（奥行）mmで、重量は43g。充電式バッテリーを採用しており、本体は約5時間、トランスミッターは約12時間の連続使用を行える。また、本体、トランスミッター、USB充電ケーブルを収納できるケース「CB-WZ-AIR」も別売で登場。そちらは既に発売されているギター用「WAZA-AIR」の収納にも対応する。