「TEDxSeeds 2012」特設サイトを企画・制作した江口さん、山本さんへのインタビューにもあるように、「LiVE」では最新のHTML5技術を駆使したWebサイトを容易かつ短期間で制作することが可能だ。HTMLコードやJavaScriptコードを書く必要もなく、必要な機能をパーツとして配置して設定。「LiVE」に内蔵された画像編集アプリ「SiGN」を使って、ボタンやバナーのデザインも簡単に変更でき、またたく間に最新Web技術を盛り込んだオリジナルデザインのWebサイトが構築できてしまうのである。
ここでは、ユーザーインタビューでも取り上げた「LiVE」の特徴的な機能をより詳しく紹介していく。
複数のテンプレートを用意
「LiVE」には、プレゼンテーションを主目的としたWebサイトのデザインテンプレートとしてプロ
フィール紹介に適した「名刺」、作品紹介などに適した「ポートフォリオ」、ティザーサイトに適した「予告」、SNS連携に適した「コミュニティ」、複合的な情報掲載に適した「総合」といったタイプが用意されている。
また、シンプルデザインの「プレーン」や白紙状態から始められる上級者向け「ブランク」、さらに後述する「WebLiFE Serverプレミアムコース」を契約することで、ブランディングにも最適な「店舗」テンプレートを利用することも可能だ。
「LiVE」では、各ページ上に複数のスライド(ブラウザに表示される1画面)を配置するという概念でページを構築していく。このスライドにもプレーンのほか、「フォトアルバム」や「記事」「スライドショー」「ムービー」「カレンダー」といったタイプを用意。好きなスライドを選ぶだけで、簡単にWebページを構築できてしまう。
さまざまなインタラクティブ効果が手軽に
スライドの背景設定により、画面スクロールに合わせて背景イメージのスクロール速度を変えて視差効果を生み出すパララックス効果を簡単に実装できる。また、テキストや画像など前面表示するオブジェクトにもフェードイン効果を簡単に与えられるほか、ページ全体および各スライド別にBGMや効果音などのサウンドエフェクトを設定することも可能だ。
さらにウィジェットと呼ばれるパーツには、「いいね!」ボタンをはじめとしたさまざまなソーシャル連携機能やバルーンと呼ばれる大きめの画像ボタン、ティザーサイトに効果的な各種デザインのカウントダウン、リッチテキスト、ナビ、サウンドなどが用意され、これらはページ上に固定的にレイアウトすることも可能だ。スライド(画面)上でのウィジェットの表示位置なども、ボタンクリックで簡単に設定することができる。
LiVEを使いこなすために用意されたWebLiFE Serverプレミアムコース
デジタルステージでは、「LiVE」および姉妹製品である「BiND」ユーザーに向けて、マルチドメインにも対応した専用のホスティングサーバサービス「WebLiFE Serverプレミアムコース」を月額利用料2980円(年間支払いコースもあり)で提供。
「WebLiFE* Server」は、「LiVE」などのソフトウエアとシームレスに連携しており、別途FTPクライアントを立ち上げなくてもボタンクリックだけで公開サーバへのアップロードができるほか、プレミアムなテンプレートや各種パーツ用素材データなども豊富に利用できるようになる。
さらに、各パーツのCSSスタイル設定の微調整が可能となるプレミアム機能も利用可能となる。
BiND for WebLiFE*との使いわけがポイント
「LiVE」はブランディングサイトなどプレゼンテーション目的のWebデザインに適したソフトウエア。これに対して、姉妹製品である「BiND」はより情報量の多い一般的なWebサイトを高品位なデザインテンプレートを活用して制作するソフトウエアだ。
jQueryベースでスライドという概念でページングする「LiVE」では、コーポレートサイトなど多様な情報リソースを膨大なコンテンツ群として掲載するようなWebサイトには適していない。そういったWebサイトであれば「BiND」を選ぶべきだろう。つまり、Webサイトの特性に合わせて利用する製品を選ぶことがポイントなのである。ただし、両ソフトを連携させて、たとえばトップページをエントリーページとして「LiVE」で制作し、通常のコンテンツページを「BiND」で制作するなど、Webサイトの内容に応じて適宜使いわけることで、より効果的なWebサイトを構築できるだろう。

デジタルステージが販売する「LiVE for WebLiFE*」(ライブ・フォー・ウェブライフ)は、最新のHTML5+CSS3+jQueryによるWebサイトをHTMLやJavaScriptなどのコーディングを一切することなく構築できるソフトウエア。高品位かつ豊富なテンプレートを利用でき、Webブラウザいっぱいに表示されるフルスクリーンタイプのWebサイトに、さまざまなページ切替効果やパララックスなどの視覚的効果、複数のサウンドなどを簡単に追加してリッチなUI/UXを実現。プロモーションやブランディングなど「プレゼンテーション」を目的とした特設サイト制作などに最適なWebデザインツールである。
- for Mac&Windows 各2万4800円(税込)
- URL www.digitalstage.jp/live/






