Adobe、メモリを破壊される脆弱性を修正する「Flash Player」セキュリティアップデート
Adobe、メモリを破壊される脆弱性を修正する「Flash Player」セキュリティアップデート
米Adobe Systemsは11日(米国時間)、「Adobe Flash Player」セキュリティアップデートを公開し、深刻な脆弱性1件を修正したと発表した。
今回のアップデートで修正されたのは、メモリを破壊される可能性がある脆弱性「CVE-2013-3343」。全てのプラットフォームに影響し、悪用の場合、攻撃者によって任意のコードを実行され、システムを制御される可能性があるというものだった。
脆弱性を修正した「Adobe Flash Player」の最新バージョンは、Windows向けが「Adobe Flash Player 11.7.700.224」、Mac OS X向けが「同 11.7.700.225」、Linux向けが「同 11.2.202.291」となっている。
適用優先度はWindows向けのみ3段階の優先度で最高の「1」となり、72時間以内のアップデートを推奨している。なお、Mac OS Xは「2」で30日以内のアップデートが目安とされている。それ以外のプラットフォームは「3」。