パイオニア、パソコンと直接ワイヤレス接続できるBDドライブ「BDR-WFS05」
パイオニア、パソコンと直接ワイヤレス接続できるBDドライブ「BDR-WFS05」
パイオニア株式会社は、ポータブルBD/DVD/CDライター「BDR-WFS05J」を9月下旬に発売する。IEEE 802.11n/g/b/a準拠の無線LANに対応するドック部とドライブ部で構成された製品で、対応OSはWindows 8/7/Vista/XP(SP3)。後日ファームウェアの無償アップデートにより、Mac OSにも対応する予定となっている。価格はオープン。
本製品は、別途用意された無線LANルータを経由する接続のほか、高速USB仮想化技術により、パソコンとの直接ワイヤレス接続も実現されたモデルだ。直接ワイヤレス接続の場合にはドックを「アクセスポイントモード」、手持ちのルータを経由する接続の場合には「ステーションモード」で使用する。「アクセスポイントモード」では、IEEE 802.11n対応パソコンを用いることで、BDソフトのスムーズな再生も可能(実効速度70Mbps/同社調べ)。ドックにはUSB 2.0ポートが用意されており、USBメモリや外付けHDDなどの機器を接続して各端末で共有することもできる。
ドライブ部はスロットローディング方式で、専用のACアダプタ接続のほか、USB 3.0接続でのパソコンからの電源供給も可能。リカバリーCDを用いたUSBブート機能にも対応している。書き込み速度の一例として、BD-R/-R DL/-R(LtH)では6倍速、DVD-R/+R/+RWでは8倍速、CD-R/-RWでは24倍速に対応。ワイヤレス時のBD記録再生速度は1.5倍速相当で、無線LAN性能によって制限される。
製品には、再生ソフト「PowerDVD10」や編集ソフト「PowerDirector 10」など、各種のCyberLink製ソフトを同梱。ドライブ部の本体サイズは135(幅)×20.3(高さ)×135(奥行)mm、重量は330gで、縦/横置きのいずれにも対応する。ドック部の本体サイズは118(幅)×35(高さ)×142(奥行)mmで、重量は200g。