『名硯(すずり)と墨による表現展』同時開催。奥深く重厚な美しさに触れる10日間
『名硯(すずり)と墨による表現展』同時開催。奥深く重厚な美しさに触れる10日間
寺田倉庫は、古くから知識層の趣味として愛されている「文房四宝(筆・墨・硯・紙)」を始め、希少性の高い硯(すずり)の展示・販売を行う「名硯展覧会」と、アーティストによる墨表現作品の展示会「墨による表現展」を同時開催すると発表。期間はいずれも7月1日(金)~7月10日(日)。
<名硯展覧会>は非常に希少性の高い「端渓硯」、「歙州硯」、「澄泥硯」などの中から、特に模様美しいものを約20点選定し展示・販売を行う展示イベント。それぞれ石の硬度や装飾、歴史や風合いなどを存分に堪能できるラインナップを取り揃えており、重厚な美しさを五感で感じることのできる貴重な機会となっている。
さらに同時開催される<墨による表現展>では、表現方法の異なる複数の作品を「墨」という切り口で一堂に展示を行う。加藤良蔵(日本画家)や華雪(書家)を始め、横山大観(水墨画)や河合玉堂、井上有一らの錚々たる顔ぶれの作品を一度に拝むことができるのがこのイベント最大の見所だ。硯と墨の組み合わせ、筆や紙の選び方、使い手や水質によって全く異なる作品となる墨の世界を堪能することができ、ファンならずとも一見の価値がある内容となっている。