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アート/イベント

自分の作品を東京都美術館で展示できるチャンス! 「都美セレクション グループ展 2025」企画公募

2024.03.29 Fri

東京都美術館が「都美セレクション グループ展 2025」の展覧会企画の公募を実施しています。出品作家3名以上のグループであることが応募条件で、選抜されると会場使用料も免除されます。応募の締切は2024年5月10日(金)です。

出品作家3名以上のグループで応募可

東京都美術館(東京都台東区上野公園8-36)の「都美セレクション グループ展」は、新しい発想によるアートの作り手の支援を目的とした企画公募です。2024年には、6月10日(月)〜6月30日(日)に「スティル・エコー:境界の風景」「ずれはからずもぶれ」「回遊する風景」という前年度の公募で選ばれた3つの企画展が開催されました。

それ以前にも本企画公募からさまざまな展覧会が開催されており、絵画/彫刻/立体/インスタレーション/工芸/書/写真/映像/パフォーマンスなど、幅広いジャンル・形態の作品が出品されています。

応募条件は年齢が18歳以上であること、展覧会の開催経験があることのほか、出品作家3名以上のグループであることが必須です。グループとしての活動実績がなく、この企画のために結成した場合でも応募できます。最小3人という少ない人数のグループで東京都美術館を使えるのは、この企画公募が唯一の枠組みです。

公募で選抜されるとどんなメリットがある?

本公募で選ばれると、東京都美術館のギャラリーA・B・Cのいずれかの会場で展覧会を開催できます。「都美セレクション グループ展 2025」で選出された展覧会は、2025年6月上旬から7月上旬のうち4週間ほどの期間の予定です(搬入出/展示/撤去作業の日程を含む)。

このグループ展には毎回多くの人が来場し「都美セレクション グループ展 2023」の来場者は22日間で延べ37,709人でした。多くの鑑賞者に、自分の作品と出会ってもらえるチャンスです。

展覧会での会場使用料は免除され、東京都美術館が負担します。搬入出にかかる費用や、作品制作・設営費、展示室の看視スタッフなどの経費負担は必要です。

また、記録集も東京都美術館に制作してもらえます。会場記録画像とともに、開催実績や審査委員の講評が収録され、各グループの記録・広報用として一定数配布されます。東京都美術館のWebサイトに全ページが掲載されるほか、全国の美術館・博物館の図書室にも配布予定です。この記録集の制作に関しても、グループの費用負担はありません。

公募にチャレンジするために必要な提出書類は?

応募に際しては、東京都美術館のWebサイトから募集書類一式をダウンロードし、書留郵便で提出書類を郵送します。締め切りは2024年5月10日(金)の当日消印有効です。

配布されている募集書類はZIP形式の圧縮ファイルで、エントリーシートはMicrosoft Word用の書類(.docx)とPDFで格納されています。そのエントリーシートに加えて、展示内容のA3プレゼンシート(1枚)、A4のグループプロフィール(1枚)、A3(作家)またはA4(そのほか)で全員分のグループ構成員プロフィールが必要です。

展示内容プレゼンシートに記入する「主な展示作品」の図版は、展覧会のために新作を制作する予定であれば、過去の作品やドローイングイメージなどでもOKです。プレゼンシートに記入した計画の内容と実際の展示作品の内容が著しく異ならないようには注意が必要となります。

1次審査の結果は2024年6月上旬に、応募者に個別に連絡される予定です。2次審査(審査委員へのプレゼンテーション/質疑応答)は2024年7月中旬に東京都美術館の館内で実施され、2次審査にあたって追加書類の提出が求められることもあります。


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■応募締切:
2024年5月10日(金)当日消印有効

■応募資格:
出品作家3名以上を含むグループ(ユニットの場合は1名とみなす)/出品作家全員がこれまでに展覧会(グループ展などを含む)を1回以上開催した経験があることが必要/全ての構成員の年齢が18歳以上/東京都美術館とグループ構成員との間の連絡調整を担う代表者を立てることができることが必要

■賞:
選抜(2025年6月上旬から7月上旬に4週間程度の展覧会開催/施設使用料の免除/ギャラリー利用時の仮設壁・展示作業時の高所作業の補助/広報活動の一部支援/学芸員による展示設営への助言/会期中の看視補助/全グループ展共通の開催案内チラシおよび記録集の作成)

■問い合わせ先:
東京都美術館交流係「都美セレクション グループ展 2025」
tel. 03-3823-6921
url. https://www.tobikan.jp/

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