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アート/イベント

デヴィッド・ボウイと親交の深かった写真家・鋤田正義氏の作品展「SUKITA IN KYOTO」

2024.05.14 Tue

“David Bowie, A Day In Kyoto, Hankyu Train for Umeda, Japan, 1980”
©Sukita、無断転載禁止

鋤田正義氏による入場無料の作品展「SUKITA IN KYOTO」が、2024年6月9日(日)まで京都 蔦屋書店で開催されています。鋤田氏はデヴィッド・ボウイやイギー・ポップやマーク・ボランやYMOなど、世界的なミュージシャンを数多く撮影してきた写真家です。

有名なミュージシャンを撮影してきた写真家

福岡県生まれの鋤田正義氏は、1970年からフリーとして活動しています。日本写真映像専門学校を卒業後に棚橋紫水氏に師事し、大広、デルタモンドを経て独立しました。

鋤田正義氏

ニューヨークやロンドンを訪れ、1972年の夏にマーク・ボラン(T.Rex)やデヴィッド・ボウイを撮影し、その後も世界的なミュージシャンのポートレイトや広告のビジュアルイメージを手掛けています。特にデヴィッド・ボウイとの親交は深く、40年以上にわたって撮影を続けました。代表作として1977年のアルバム「ヒーローズ」のカバー作品があります。

鋤田氏が撮影したデヴィッド・ボウイのイメージは、2013年に開始されたヴィクトリア&アルバート美術館企画での「DAVID BOWIE is」展でも披露されました。そのほかにも鋤田氏は、ドキュメンタリー、ファッション、広告、映画、音楽といった幅広い分野での撮影を手掛けています。

近年ではイタリアなどを中心に、海外の主要都市でも多くの写真展が開催されています。2024年にはポルトガルのリスボン、2025年にはスペインのバルセロナでも展覧会を開催予定です。

デヴィッド・ボウイの京都での姿を撮影

今回の京都 蔦屋書店での展覧会では、親日家であったデヴィッド・ボウイが1980年に京都を訪れたときの写真4点が紹介されます。鋤田氏はデヴィッド・ボウイに同行し、京都でのプライベートな時間を撮影しました。そのほかに、YMOなどを撮影したミュージシャンポートレイト作品5点も展示販売されます。

Yellow Magic Orchestra, “Solid State Survivor (Green), Tokyo, 1979”
©Sukita、無断転載禁止

店頭とオンラインストアでは、本展のために制作された鋤田氏のアートトートバッグが5月10日(金)から販売中です。オンラインストアでの販売分は受注生産で、7月中旬の納品となります。このトートバッグには、1970年代に撮影された作品「future」がプリントされています。

アートトートバッグの価格は5,500円(税込)

会場のみで販売される作品集の特別限定版

会場では、本展の開催を記念して、作品集「SUKITA ETERNITY」(玄光社)のプリント付き特別限定版の予約販売も実施されています。こちらは店頭のみでの取り扱いで、オンライン販売はありません。

「SUKITA ETERNITY」

2021年に刊行されたB4変型判・256ページの作品集で、特別限定版には74,800円の「プリント3枚セットA」と44,000円の「プリント2枚セットB」が用意されています(価格はいずれも税込/送料込)。本展の特典として、写真集は鋤田正義氏の直筆サインプレート付きです。7月上旬の納品となります。

特別限定版のほかに、通常版も店頭で販売されています。通常版の価格は7,700円(税込)で、特別限定版と同じく日本語訳小冊子付きの仕様です。

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■期間:
2024年5月10日(金)~6月9日(日)
※最終日は17:00まで

■開催場所:
京都 蔦屋書店 5F BOOK アートウォール
京都府京都市下京区四条通寺町東⼊⼆丁⽬御旅町35 京都髙島屋S.C.[T8]

■問い合わせ先:
京都 蔦屋書店 
tel. 075-606-4525
url. https://store.tsite.jp/kyoto/

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