[未来のクリエイターも絶賛!]これなら買いか!? 誰もがクリエイターになれる「Artist 12 Pro」の実力 | デザインってオモシロイ -MdN Design Interactive-

[未来のクリエイターも絶賛!]これなら買いか!? 誰もがクリエイターになれる「Artist 12 Pro」の実力

2019.11.14 THU

[未来のクリエイターも絶賛!]
これは買いかも!? 誰もがクリエイターになれる液晶タブレット「Artist12 Pro」の実力
現代のクリエイターにとって、デジタル機器は創作活動に欠かせないもの。なかでも液晶ペンタブレット(液タブ)は、イラストやマンガの制作に手離せないツールとなりつつある。一口に液タブといっても初心者用からプロ向けまでさまざまな製品が発売されているけれど、ここ最近注目を集めているのが高性能な液タブをリーズナブルに提供しているXP-Pen社の製品。その最新モデルとなる「Artist 12 Pro」は、手ごろな価格・サイズながら上級機に迫るスペックを搭載しているのが大きな特徴になっている。

そこで今回は、代々木アニメーション学院で学ぶ学生に同製品を試してもらい、その使い勝手や描き味について率直な感想を聞いてみることに。次世代を担う若い才能たちは、「Artist12 Pro」をどう評価するのだろうか?

<取材・文/編集部 撮影/鈴木隆志[P-throb] 取材協力/代々木アニメーション学院>
■初心者にぴったりな液晶ペンタブレット「Artist12 Pro」

Q.まずは、普段使用しているデジタルツールについて教えてください
マンガ科の武田奈々さん

マンガ科の武田奈々さん

武田さん 私はマンガ科でストーリーのつくり方からキャラクターの描き方まで、マンガ制作に必要なスキルを学んでいます。

授業ではアナログとデジタル作画の両方の技術を身につけていますが、メインで使用しているのは、PCと液タブが一体化したハイエンドモデルの液晶タブレットと、ページ管理機能のあるペイントツール「CLIP STUDIO PAINT EX」ですね。自宅ではカスタムPCとエントリー向けの板タブ「Bamboo Fun」を使っています。
イラスト科の別役ナナセさん

イラスト科の別役ナナセさん

別役さん 私が在籍するイラスト科でも同じ液晶タブレットを使用しています。マンガのようにページものを描くことがないので「CLIP STUDIO PAINT」はページ管理機能が省かれたPRO版の方を使っています。

授業ではデジタルでの作画を中心に学んでいて、自宅ではデスクトップPCの「GALLERIA XT」と板タブ「Intuous Pro」の組み合わせを使用していますね。デジタルツールの制作環境は恵まれている方だと思います。

Q.初めて「Artist12 Pro」を手に取ったとき、どのような印象を持ちましたか

武田さん 黒をベースにアクセントカラーとして赤を採り入れたデザインがかっこいいと思いました。個人的に黒と赤の組み合わせが大好きなので、見た目にまずグッときました(笑)。

別役さん 私もシンプルですっきりとした外観がいいなと。洗練されていますし、ツールとして使いやすそうですよね。本体も軽くて取り回しもいいですし。筆圧感知が8192レベル、傾き検知が60°という上級機と比べて遜色ないスペックにも驚きました。

武田さん 筆圧や傾き検知の性能が高いほどアナログに近い感覚で描けるので、初めて使う人にも馴染みやすいのではないかと思います。価格もリーズナブルですし、クリエイターを目指す初心者にぴったりの製品だと感じました。
■視差が小さく紙のような描き心地を実現

Q.実際に「Artist12 Pro」を使用してみて描き心地はいかがでしたか
別役さん カタログスペックだけでなく、実際の描き味もとてもよかったです。筆圧や傾き検知の精度が高く、紙に描くのと同じ感覚で描くことができました。視差が小さいのでペン先と描画位置のズレがほとんどなく、細い線や小さなパーツなどが描きやすいのも印象的でしたね。ペン先の感触も私好みで、これなら本格的な作品づくりにも十分使えると思いました。

武田さん 私の場合は筆圧で線に強弱をつけて描くことが多いのですが、力を加えたり手を素早く動かしたりしても遅延や引っ掛かりを感じることなくスムーズに描けました。これなら普段使っているものと比べてもペンの描き味は負けていないと思います。マンガの場合、線の描画はとても重要なので筆圧がコントロールしやすいのは助かりますね。

別役さん あとは個人的に画面サイズもちょうど良いと思いました。授業で使っているのは16インチなので「Artist 12 Pro」の画面は少し小さめなのですが、そのぶん腕のストロークが少なくてすむので、長時間描いていても疲れにくい感じがしました。大画面には大画面なりの良さがあるのですが、自宅で使うにはこのくらいのサイズの方が使いやすいかも、と思いました。

武田さん それと細かいところでは、標準でスタンドが付属していているのも良いと思いました。本体に傾斜をつけて画面を見やすくできるので、作業時の首にかかる負担がかなり軽減された気がします。6時間くらいぶっ続けで描くこともあるので、これはとても良かったです。ただ、付属スタンドは角度の調整ができない固定式なので、できれば可動式であればもっと良かったと思います。

別役さん ほかにも、ペンスタンドとしても使えるペンホルダーが同梱されていたり、替え芯が8本も標準で用意されているなど、付属アクセサリーが充実している点は嬉しかったです。
「Artist 12 Pro」は視差が小さいため紙に描くのと同じ感覚で描くことができるとのこと

「Artist 12 Pro」は視差が小さいため紙に描くのと同じ感覚で描くことができるとのこと

標準でスタンドが付属しており画面に傾斜をつけられるのも魅力

標準でスタンドが付属しており画面に傾斜をつけられるのも魅力

Q.本体やペンの操作性についてはどのような印象を持ちましたか
武田さん 本体に8個のエクスプレスキーが搭載されていて、それぞれに「Alt」や「Space」、「Ctrl」+「Z」などの使用頻度の高い修飾キーやショートカットが割り当てられているのがとても使いやすかったです。割り当てるキーやショートカットは設定でカスタマイズできるのですが、デフォルトのままでも十分使いやすかったのでそのまま使っていました。

とくによく使っていたのは「Space」が割り当てられたキーです。「CLIP STUDIO PAINT」では手のひらツールの切り替えに利用します。また、中央の赤いリングホイールも、ブラシサイズやキャンバスサイズの拡大・縮小などに重宝しました。

別役さん わざわざキーボードに手を伸ばさなくても手元で多くの操作ができるのは、やはり便利ですよね。私の場合は左利きなので本体を逆向きにして使っていましたが、利き手にかかわらず使いやすい設計になっていると思います。ちなみに、私もエクスプレスキーはデフォルトの設定のまま使っていました。

武田さん スタイラスペンのボタンも当初はデフォルトのまま使っていたのですが、途中から上ボタンを「左ダブルクリック」に、下ボタンを「ペン/消しゴムの切り替え」に変更して使うようになりました。それによって使い勝手はかなり上がりましたね。人によってよく使う機能は異なるので、柔軟にカスタマイズできるのは効率アップに欠かせないことだと思います。

別役さん ペンが手にフィットしやすい形状で、イラストを描いているときに、その存在をあまり意識しないですむ軽さなのも評価できるところですね。手首に負担を感じずに描けますから。
エクスプレスキーとリングホイールは作業効率アップに役立つ便利な機能

エクスプレスキーとリングホイールは作業効率アップに役立つ便利な機能

武田さんはスタイラスペンのボタンに割り当てる機能をカスタマイズしたとのこと

武田さんはスタイラスペンのボタンに割り当てる機能をカスタマイズしたとのこと

■「Artist12 Pro」はもっともっと絵を描きたくなる液タブ

Q.今回「Artist12 Pro」を使って制作した作品について紹介してください
武田さん 海辺を散歩していた少年が、茂みに潜んでいる未知の生き物を発見して目を輝かせているシーンです。生き物はクワガタを意識しつつも、これまでに見たことがない昆虫のような姿に描いています。かわいらしい少年を描きたいというところが出発点だったのですが、どんどん想像を広げていくうちにこのような作品に仕上がりました。
武田さんの作品「少年の大発見!」

武田さんの作品「少年の大発見!」

別役さん 10月という季節に合わせて、ハロウィンをモチーフに描きました。自分のなかではハロウィンは怖いというより楽しいイメージなので、カボチャ頭のお化け(ジャック・オー・ランタン)を中心に、狼男やドラキュラなどのキャラクターを登場させて賑やかな雰囲気に仕上げています。ハロウィンらしいけれどホラーっぽくならないよう、カボチャ頭の表情や背景をどう描くかには苦心しました。
別役さんの作品「trick or treat!」 

別役さんの作品「trick or treat!」 

Q.「Artist12 Pro」だからこそ描きやすかった部分はありますか
別役さん ふだん使っているPCのディスプレイで資料を見ながら、手元の「Artist12 Pro」でイラストを描くという具合に、デュアルディスプレイ環境で作業効率を上げられたのはすごく便利でした。液タブならではのメリットですよね。

武田さん 私もそれは実感しました。今回はクワガタの写真を参考にして描いたのですが、資料の画面と作業画面を別々にできたので制作がすごく捗ったんです。ちなみに、いろいろ調べているうちにどんどん想像はふくらんでいって「もっといろんな絵を描きたい!」とも思いました。ファンタジックなものが好きなので、魔物などの現実には存在しない生き物を描いてみたいですね。

別役さん 私も、もっともっと「Artist12 Pro」で架空のキャラクターを描いてみたいです!
「Artist12 Pro」で作品の仕上げを行う武田さん

「Artist12 Pro」で作品の仕上げを行う武田さん

ハロウィンをテーマにした作品を確認する別役さん

ハロウィンをテーマにした作品を確認する別役さん

Q.これから液タブを使ってみたいと考えている人にメッセージをお願いします
武田さん 液タブというと高価なツールというイメージが強く、私のような学生には手を出しにくいところがあったのですが、3万円前後の価格帯でこれだけ高性能な製品が購入できることに正直びっくりしました。これから液タブを使ってみたいという人には価格的にも性能的にもちょうどいいバランスの製品だと思います。

別役さん
 通常だと別売になるようなスタンドのようなアクセサリーが標準で付属するのもうれしいですよね。替え芯も最初から8本同梱されていますし。本体が安くてもオプションを一緒に買うと結構な値段になることがありますが、「Artist 12 Pro」なら製品購入時に一式揃うので良心的。その意味でも液タブを初めて使うという初心者におすすめできる製品だと思います。
製品名:Artist12 Pro
製品ページ:https://www.xp-pen.jp/product/480.html
実売価格:29,800円(税別)
発売元:XP-Pen
<今回、取材に協力してくれたお二方>
マンガ科 2年 武田奈々さん 代々木アニメーション学院 マンガ科に在籍。趣味はゲームで、愛読書は古生物図鑑。アニメ化されることを目標に、コツコツ楽しくマンガ作品を制作中。

マンガ科 2年 武田奈々さん
代々木アニメーション学院 マンガ科に在籍。趣味はゲームで、愛読書は古生物図鑑。アニメ化されることを目標に、コツコツ楽しくマンガ作品を制作中。

イラスト科 2年 別役ナナセさん 代々木アニメーション学院 イラスト科に在籍。キャラクターデザインを描くのが好きで、デフォルメキャラクターなら最短2〜3時間程度で仕上げる描画速度の速さが強み。

イラスト科 2年 別役ナナセさん
代々木アニメーション学院 イラスト科に在籍。キャラクターデザインを描くのが好きで、デフォルメキャラクターなら最短2〜3時間程度で仕上げる描画速度の速さが強み。

twitter facebook このエントリーをはてなブックマークに追加 RSS

こんな記事も読まれています

この連載のすべての記事

アクセスランキング

11.4-11.10

MdN BOOKS|デザインの本

Pick upコンテンツ

現在