「Web担当者としてTwitterを使いはじめた経緯と効果まとめ」 by. 編集部
「Web担当者としてTwitterを使いはじめた経緯と効果まとめ」
2009年12月11日
TEXT:編集部
はじめに
2009年6月24日にTwitterアカウント@MdN_tsushinを開設してから約6カ月が経ちました。ここでふり返りの意味も含めて、開設から現在までの経緯と効果をご紹介します。これからTwitterを活用しようとお考えのWeb担当者のお役に立てば幸いです。
※数字や日時に多少の誤差などがあるかもしれませんが、ご了承ください。
アカウント開設まで(~2009年6月)
●目的
MdN Design Interactiveに掲載している情報を、もっと別のチャネルで公開できないかと思ったのがきっかけです。Twitter人気が急上昇していた時期であったこと、無料で使えたことから試しに使ってみることにしました。
●運用方針
Twitter運用方法には大きく「対話型(ユーザーとの交流中心)」「情報配信型(ユーザーへの情報提供中心)」の2パターンが挙げられますが、@MdN_tsushinは後者の方法で運用することになりました。私がメインでつぶやくのですが、休暇時などは別の人間もつぶやくため、後者のほうが運用しやすいというのがおもな理由です。
ただ後者の場合、どうしても機械的なつぶやきになってしまいます。人間味も極力残したまま運用するべく、以下のようなルールを設定しました。
- つぶやきはWeb上で直接入力する(自動配信ではないことをPR)
- なるべくフォロー返しをする(スパムなど一部例外あり)
- 口語体でつぶやく(タイトルやURLだけ載せるのは避ける)
つぶやきはWeb上から直接入力
開設初期(2009年7~9月)
●告知
開設当初の告知手法として「趣味・嗜好が近い人をフォローする」ことは比較的有名です。しかし、この手法は対話型であれば有効かも知れませんが、情報配信型で行うのは少々不安がありました。そこで地味ではありますが、以下のようなことを行いました。
- メールマガジンでの告知
- 知人や友人に対して口頭でPR
幸いにもグループ会社や関係者のアカウントである@dekirunetや@madonomori、@watch_akiba、@webcreなどで紹介されたこと、その他フォローいただいた方々の紹介もあり、約2カ月で約700の方々からフォローいただくまでに成長しました。
●コンテンツ
つぶやきの書き方は試行錯誤した結果、現在の形式に落ち着きました。ただしWeb上で直接入力しているため、短縮URLの利用時には別画面で一度変換してからコピー&ペーストするという煩雑な作業が発生してしまいます。
全体が長くなりすぎたらURLを別画面で短縮URLに変換…という作業が時々発生していました
開設中期(2009年9~11月)
●運用方針の一部変更
「つぶやきはWeb上で直接入力する」としていましたが、短縮URL問題やフォロー数増加に伴いTweetDeckを利用することにしました。ただし、直接入力でつぶやくフローは変更しません。現在は「All Friends(すべてのつぶやき)」「Mentions(@MdN_tsushinに対するコメント)」「Direct Message(ダイレクトメッセージ)」のほか、設定で「MdN」と入ったコメントも表示するようにしています。
●マーケティング
TweetDeckと連動させるべくbit.lyに登録したところ「どの記事が多くのアクセス数を集めているか」「どの時間帯にURLがクリックされているか」といった情報がある程度把握できるようになりました。またTLを見て最近のトレンドや最新情報などを入手し、記事にするといったことも行っています。
3カ月間のフォロー数推移
(参考 Twetter Counter)
現在(2009年12月)
●統計情報
フォローしている数:2753
フォローされている数:2703
リスト:328
ツイート:506
Twitter経由の月間PV:約1万8000PV
(2009年12月10日時点)
●感想
「もっと別のチャネルで情報公開したい」という当初の目的が達成できたばかりか、マーケティングツールとしての活用法も見えてきたのが驚きです。これからも試行錯誤しつつ情報配信して参りますので、@MdN_tsushinを引き続きよろしくお願いいたします。