予約再開のiPhone 4とIS01発売で競争激化、Androidも
予約再開のiPhone 4とIS01発売で競争激化、Androidも
ソフトバンクは6月24日、待望のApple iPhone 4を発売した。またKDDI(au)はWindows phone「IS02」を発売、6月30日にはAndroid端末「IS01」と発売する。米国では「DROID X」が発表されるなど、スマートフォン戦争は熾烈さを極めている。
ソフトバンクモバイル(株)は6月24日、米Apple社製スマートフォン「iPhone 4」を発売した。想定を遙かに上回る予約が殺到し、6月15日の予約開始時には予約システムがパンク、日本以外の国々でも同様の状況が発生し、18日には予約を締め切る事態になった(関連記事「アップル、iPhone 4を6/24より発売」「iPhone 4の予約がアップルやソフトバンクの予想を上回る」「iPhone 4予約開始、システムがつながらないなど混乱も」。孫正義氏のTwitterでは、「納期が確定しないからと日本だけ予約停止したままだと日本への追加配分が、少なくなる恐れがあります。」とし、24日より「納期はまったく約束できないとの前提で」予約受付再開した。
一方、同じ24日、auブランドを展開するKDDI(株)は、(株)東芝のWindows phone「IS02」を発売開始した。4.1インチの有機EL、タッチパネル搭載のディスプレイにスライド式のQWERTYキーボードを搭載。Windows phoneを搭載して使いやすく、PCとの連携も考慮されているのが特徴。さらに6月30日には、シャープ(株)のAndroid搭載スマートブック「IS01」の販売を開始する。「IS01」は5.0インチ大画面液晶にタッチパネル、フルキーボードを搭載したスマートブック。ワンセグや赤外線通信、Eメール(~@ezweb.ne.jp)といった日本定番の機能や、使いやすい同社オリジナルUIの搭載で、従来の携帯電話、いわゆる“ガラケー”ユーザーにもアピールする端末になっている。
(株)NTTドコモは4月にAndroid端末「Xperia SO-01B」を発売。海の向こうの米国では「iPhone 4の本当のライバル」との呼び声も高いHTC製Android端末「DROID X」が発表されるなど、スマートフォン市場を巡る戦いは国内海外を問わず今後ますます盛り上がっていきそうだ。
iPhone 4
(2010/06/25)