ソーシャルアプリプラットフォーム「aima」設立 4000万人を超える保有ユーザー
ソーシャルアプリプラットフォーム「aima」設立 4000万人を超える保有ユーザー
ACCESSPORT(株)、(株)ECナビ、NECビッグローブ(株)、シーサー(株)、ジー・プラン(株)、(株)チャンスイット、(株)ちょびリッチ、(株)ネットマイル、(株)ユニットコム、(株)ランシステムの10社は7月21日、ソーシャルアプリケーションやWebゲーム提供者向けに、アプリプラットフォーム「aima」を共同で設立した。
「aima」(あいま)は正式名称を「インターネットメディアアプリプラットフォーム(Alliance of Internet Media for Applications)」といい、 参加メディアは、ACCESSPORT(株)が提供する、ユーザー管理などを実現するオープンソーシャル準拠のプラットフォーム関連技術および課金システムなどの基礎技術を共通で利用するため、ソーシャルアプリケーションおよびWebゲーム提供者(SAP)は、一度の開発で国内有数のユーザー規模を誇るメディアへ一括でアプリの提供が可能になる。またアプリ内には、メディア各社のアカウントを利用するさまざまなユーザーが流入し、相互に交流することになるとしている。
プラットフォームの基礎技術をメディア各社が共通化することで、SAP側は一度のつなぎ込みで複数のメディアからの4000万人を超えるユーザー誘導を受けられるようになり、かつユーザー属性の異なる媒体からのユーザーがひとつのアプリ内でプレイできるため、アプリの活性化を図ることができる。参加メディアは、プラットフォームは共通化しながらも、独自のサービス運営が可能で、SAP側と独自にプロモーション連携ができるなど、自社でプラットフォームを構築した場合と同等の自由度の高い運営を行なうことができるとしている。また、参加メディアが連携することによって良質なアプリケーションを数多くのSAPから集めることが可能だという。
SAPに対する方針決定など、プラットフォームの今後の運営方針はaima発起企業が共同で協議していくという。また、プラットフォーム設立と同時に、事務局の設置、SAP向け募集窓口となる当プラットフォーム告知用Webサイトを開設した。
今後のスケジュールについては、SAPからのアプリ募集を開始し、順次審査の上、SAPおよびメディアの開発完了次第、9月を目処に順次サービスリリースを予定していくとしている。また、同プラットフォームでは、中国や米国をはじめとした、海外SAPも広く誘致を予定。海外のアプリプラットフォームとの連携を進めることで、国内SAPの海外展開の橋渡し役として、サポートしていくとしている。
参加するのは先述の10社のほか、NTTナビスペース(株)、オープンスマイル(株)、(株)アクロス、(株)メディアクリエイト、(株)テイツー、(株)フリークスコアが参加予定。参加メディアの保有ユーザー合計は4000万ユーザーを超える見込みとしている。
aima事務局
URL:http://www.aima.jp/
(2010/07/21)