アドビ、PDF管理ツールの最新版「Acrobat X」を発表
アドビ、PDF管理ツールの最新版「Acrobat X」を発表
アドビシステムズ(株)は、PDF管理ツールの最新版となる「Adobe Acrobat X Pro/Standard」「Adobe Reader X」「Adobe Acrobat X Suite」を発売すると発表した。ダウンロード版の発売日はAcrobat X Pro/StandardとReader Xが11月15日、Acrobat X Suiteが11月24日。パッケージ版はAcrobat X Pro/Standardが12月1日、Acrobat X Suiteが12月10日となっている。
Acrobat Xは新たにアクションウィザードが追加されより簡単に自動化が行えるようになったほか、最新のレイアウト、ビジュアルイメージ、カラーパレットなどで使い勝手が向上したPDFポートフォリオを搭載。またMicrosoft SharePointとの連携も実現した。アドビストア価格はAcrobat X Proが5万7540円、Acrobat X Standardが3万6540円となっている(いずれも通常版)。
また新製品となるAcrobat X Suiteは、Acrobat X ProのほかAdobe Photoshop CS5、Adobe Presenter 7、Adobe Captivate 7、Adobe Media Encoder CS5、Adobe LiveCycle Designer ES2で構成される。価格は通常版が15万1200円、特別提供版が11万145円。
無償で提供されるReader Xはコメント機能が追加され、付せんのようにコメントが記入できる「ノート注釈ツール」と強調表示させる「ハイライトツール」が利用可能になった。またAndroid、Windows Phone 7、Blackberry Tablet OS向けにも提供される。
Adobe Acrobat X Suite
アドビシステムズ(株)
URL:http://www.adobe.com/jp/
2010/10/19