富士通、プライベートクラウド対応ソフト5製品を機能強化
富士通、プライベートクラウド対応ソフト5製品を機能強化
富士通(株)は、プライベートクラウド環境構築ソフト5製品「Systemwalker Service Catalog Manager V14g」「Systemwalker Runbook Automation V14g」「Systemwalker Software Configuration Manager V14g」「ServerView Resource Orchestrator」「クラウド インフラ マネージメント ソフトウェア」の機能を強化し、発売を開始した。
製品強化のポイントはおもに3つ。ひとつめは標準化したシステム構成をテンプレートとして用意しておくことで、ユーザー自身がオンデマンドで配備可能になった。配置後もユーザー自身がCPU・メモリなどのリソースを追加・変更できるほか、サーバの起動や停止、承認申請プロセスの設定などの運用操作も行える。
ふたつめは、既存の業務システムの構成を自動調査して集約する機能だ。これによりシステム構成の現状の見える化を実現する。そして3つめは、システム要件に最適な仮想化ソフトウエアが選択可能になった。これにより、ユーザーのシステム要件に合わせた仮想化ソフトウエアが選択できる。
価格は、Systemwalker Service Catalog Manager V14gのプロセッサライセンスが15万2250円、Systemwalker Runbook Automation V14gのプロセッサライセンスが15万7500円/ノードライセンスが2万1000円、Systemwalker Software Configuration Manager V14gのプロセッサライセンスが10万5000円、ServerView Resource Orchestratorのサーバライセンスが21万円、クラウド インフラ マネージメント ソフトウェアのサーバライセンスが24万1500円となっている。
プライベートクラウドにおけるシステム構成配備のイメージ
富士通(株)
URL:http://jp.fujitsu.com/
2011/01/21