ウィルコム、電話番号で「振り込め詐欺」を検知して自動警告する「迷惑電話チェッカー」
ウィルコム、電話番号で「振り込め詐欺」を検知して自動警告する「迷惑電話チェッカー」
株式会社ウィルコムと株式会社ウィルコム沖縄は4日、振り込め詐欺や悪質な勧誘電話などを自動警告する、「迷惑電話チェッカー」(WX07A)を発売すると発表した。端末価格は実質無料で、使用料は基本使用料210円/月+オプション料490円/月(2013年9月利用分までは基本使用料割引)。
本製品は、自宅の固定電話回線に設置して、かかってくる電話を迷惑電話かどうか自動で判別するチェッカー。判別に使用するのは、トビラシステムズ株式会社提供の2万件(2013年7月時点)に及ぶ迷惑電話番号情報。番号が迷惑電話番号だった場合は、ランプの光と音声で自動警告される。
ランプの色は3種類あり、青は許可した番号とユーザーが登録した安全な電話番号。黄は公衆電話からか、番号通知されていて迷惑電話番号リストにない電話番号。赤は共有されている迷惑番号リストに登録されている電話番号、もしくは「着信を拒否」と登録済みの電話番号。
同社によると、新たに発生した迷惑電話番号情報はユーザー同士で共有され、ユーザーが増えるほど情報が更新されて強固なシステムとなるという。
なお、実証実験として東京都西東京市で「迷惑電話チェッカー」の無料配布を実施。希望する家庭で迷惑電話番号情報の収集や被害防止への効果などを測る。
本体サイズは約100(幅)×44(高さ)×70(奥行)mm、本体重量約137g。迷惑番号保存件数最大3万件(ユーザー同士で共有する、迷惑番号の保存件数)、拒否登録件数300件(ユーザー指定による、拒否登録件数)、許可登録件数300件(ユーザー指定による、許可登録件数)。