Webフォントサービス「FONTPLUS」に独自の文字詰め機能が実装
Webフォントサービス「FONTPLUS」に独自の文字詰め機能が実装
ソフトバンク・テクノロジー株式会社は、Webフォントサービス「FONTPLUS」に独自の文字詰め機能を実装したことを発表した。文字列において、字面外の余白によって生まれる文字どうしの間の空きを一括して取り除くことが可能。いわゆる「オプティカル調整」に該当する文字詰め方式で、文字の見た目の形に合わせた詰め組みを実現できる。
本機能では、スマートライセンスの「スクリプト発行」、バリューライセンスの「サブセット化」ページで、オプションの「文字間の余白削除」を選択することで設定を行う。オプションで「する」を選ぶと、一括して文字どうしの間のスペースが除去。この機能により、拗促音などをはじめ、字面の細い文字の部分のみ不自然に空きが大きく見える状態を解消できる。
半角数字/全角数字/各種記号類など、余白を完全に削除するとバランスが悪くなる一部の文字については、例外的に両側もしくは片側に余白を残すことで対応。本機能の適用後に、CSSを用いた詰め具合の微調整(letter-spacing)を行う処理も可能だ。なお、この文字詰め機能の適用は「FONTPLUS」から提供されたフォントを用いた箇所に限られる。