ツネイシHDとブイキューブ、ドローン活用で実証実験
ツネイシHDとブイキューブ、ドローン活用で実証実験
ツネイシホールディングス株式会社は、5月18日から22日までの4日間、株式会社ブイキューブによるドローンを活用したリアルタイムな映像による設備点検や情報収集に関する実証実験に協力したと発表した。
今回の実証実験は、常石造船株式会社の常石工場内で実施した。ドローンに搭載したカメラで、建屋の天井やクレーンなどの高所部分、工事の進捗やブロックの配置など、工場の稼働状況を撮影して映像と写真でリアルタイムに状況を確認し、設備の保守点検や工程管理の効率化に有効かどうかを試験した。このほか、災害発生を想定して、指定した場所への急行と映像情報の精度を確認するなど、4日間で合計40回以上の飛行試験を行い、ドローンの活用方法をテストした。
ツネイシホールディングスは今後、造船事業など、グループの施設を対象に、生産工程の効率化や安全性の向上を目指して、ブイキューブ社のビジュアルコミュニケーションとドローンを組み合わせたサービスの活用を検討する方針だ。