夏休みの思い出を残すならこれ。「鉄道フォルムカード」に注目!
夏休みの思い出を残すならこれ。「鉄道フォルムカード」に注目!
皆さんは、全国各地の郵便局で買える「フォルムカード」をご存知だろうか? 各地域の名所旧跡やグルメ、乗り物など、さまざまなデザインモチーフをかたどったポストカードで、国内であれば、120円切手を貼って定形外郵便物としてそのまま発送できる(海外への発送は、封筒に入れる必要あり)。夏休みの旅行の思い出や贈り物にしたり、手紙を書いて送ったりと、さまざまな活用が可能だ。今回は、夏休みシーズンにぴったりの、「鉄道フォルムカード」をまとめてご紹介したい。
鉄道フォルムカードは、鉄道各社のさまざまな車両と沿線の情景などをモチーフとしたシリーズだ。いずれも数量限定なので、在庫がなくなり次第販売終了となる。 ラインナップの詳細は、郵便局の各種グッズを紹介するサイト「POSTACOLLECT」で確認することができるが、販売は店頭のみで、鉄道にちなんだ地域の郵便局などに限られる。だからこそ、夏休みの旅行などに出かけた際には、積極的に現地の郵便局に立ち寄ってみたいところだ。
■新幹線のフォルムカードセット
JR東日本の新幹線をモチーフにしたフォルムカード5枚と、試験車両をモチーフにしたミニカード1枚のセット。写真はそのなかの1枚で、東北新幹線「はやて」「やまびこ」「なすの」、北陸新幹線「あさま」などでおなじみのE2系車両と、大宮駅近くにあるさいたまスーパーアリーナを描いている。 鉄道フォルムカードはこのように、列車と背景モチーフの形で切り抜かれている。線が太く、色も鮮やかな描写なので、子供にも分かりやすい絵柄になっている。170x133mm と、官製はがきより大きめのサイズもあいまって、インパクトは抜群だ。
このJR東日本の新幹線シリーズはE2系のほかに、今年3月に運行開始した北陸新幹線に使われるE7系や、国内最高速のE5系とE6系が連結して走るシーンが描かれたカードなどがある。価格は1セット1200円で、JR東日本の新幹線が走る関東・甲信越の郵便局約900局で発売される。
JR東日本以外にも、東海道新幹線やJR西日本の新幹線のフォルムカードセットもラインアップされている。販売場所は同様に、JR各社がカバーしている地域の郵便局となるので、公式サイトでチェックしていただきたい。
JR以外にも、江ノ電や南海電車といった、ファンに人気の私鉄もフォルムカード化されている。
JR東日本以外にも、東海道新幹線やJR西日本の新幹線のフォルムカードセットもラインアップされている。販売場所は同様に、JR各社がカバーしている地域の郵便局となるので、公式サイトでチェックしていただきたい。
■江ノ電、南海電車…人気の私鉄シリーズも
JR以外にも、江ノ電や南海電車といった、ファンに人気の私鉄もフォルムカード化されている。
鎌倉から江ノ島・藤沢の間を走る江ノ電をモチーフにしたフォルムカード。写真は、江ノ電300形電車とあじさいをモチーフにしたカード。明治時代から100年以上の歴史を持つ江ノ電は、鎌倉・湘南の海岸や住宅地の間を走り抜けていく情景が多くのファンを惹きつけている。
この江ノ電のフォルムカードシリーズは、2014年に発売された「江ノ電フォルムカードセット」に続く第2弾で、沿線を走る江ノ電車両を描いた4種類のフォルムカードと、1種類のミニカードがセットになっている。価格は1セット900円で、台紙には路線図のほか、沿線各駅のスタンプ押印に最適なシートも付属。神奈川県内の478の郵便局と東京中央郵便局で販売される。
こちらは、南海電気鉄道株式会社のなかでも、世界遺産・高野山に向かう高野線の車両をモチーフにしたフォルムカードセット。写真は、展望デッキやフリースペースを備え、山の自然を体感できる観光列車「天空」を描いたカードだ。
南海電気鉄道は、なんば~関西国際空港間を結ぶ50000系「ラピート」をはじめ、多くの個性的デザインの車両を揃えていて、鉄道ファンにも人気だ。 この高野線のフォルムカードシリーズでは、高野山開創1200年特別仕様の「赤こうや」「黒こうや」などを取り揃えていて、高野山観光や特別列車乗車の記念にもなりそうだ。価格は1セット1200円。近畿地方の約500の郵便局と東京中央郵便局で販売される。
今回紹介したシリーズ以外にも、京都の嵐電など、人気私鉄のカードがラインアップされている。
鉄道フォルムカードは必ずしも列車のデザインを完璧に再現したものではないというが、適度にデフォルメを効かせつつ、親しみやすいイラストになっている。乗り物好きの家族や親戚、友人などへのお土産として活用してみてはいかがだろうか?
今回紹介したシリーズ以外にも、京都の嵐電など、人気私鉄のカードがラインアップされている。
鉄道フォルムカードは必ずしも列車のデザインを完璧に再現したものではないというが、適度にデフォルメを効かせつつ、親しみやすいイラストになっている。乗り物好きの家族や親戚、友人などへのお土産として活用してみてはいかがだろうか?