いよいよインフルエンザが全国的に流行開始!NIIDが最新の流行マップを公開
いよいよインフルエンザが全国的に流行開始!NIIDが最新の流行マップを公開
国立感染症研究所(NIID)は、全国約5000のインフルエンザ定点医療機関を受診した患者数について、2016年第1週(1月4日~10日)の報告数を都道府県別に色分けした「インフルエンザ流行マップ」の最新版を公開した。
同マップによると、2016年第1週の定点当たり報告数は2.02(患年者報告数9,964人)となり、2015/2016年シーズンで初めて全国的な流行開始の指標である1.00を上回った。都道府県別では沖縄県が8.19、秋田県が7.85、新潟県が5.73、北海道が4.84、千葉県が2.49、福島県が2.47の順で、全47都道府県で前週の報告数よりも増加がみられた。
また、全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは1カ所(北海道)で、注意報レベルを超えている保健所地域は6カ所(北海道、秋田県、新潟県、沖縄県)だった。
国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2015年第50週~2016年第1週)ではAH3亜型、AH1pdm09の検出割合がほぼ同程度で、次いでB型の順だったという。
また、全国の保健所地域で警報レベルを超えているのは1カ所(北海道)で、注意報レベルを超えている保健所地域は6カ所(北海道、秋田県、新潟県、沖縄県)だった。
国内のインフルエンザウイルスの検出状況をみると、直近の5週間(2015年第50週~2016年第1週)ではAH3亜型、AH1pdm09の検出割合がほぼ同程度で、次いでB型の順だったという。