Airbnbに「ゴッホの寝室」が登場!色使いやタッチを再現したリアル版に泊まれる
Airbnbに「ゴッホの寝室」が登場!色使いやタッチを再現したリアル版に泊まれる
アメリカ三大美術館の1つシカゴ美術館は、フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent Willem van Gogh)の作品「ファン・ゴッホの寝室」全3点を同時に展示することを記念して、リアル版「ファン・ゴッホの寝室」を制作し、実際に宿泊できるように宿泊仲介サイトAirbnb (エアビーアンドビー)で公開している。設定された宿泊料は10ドル。
リアル版「ファン・ゴッホの寝室」は、シカゴ美術館からシカゴ川を挟んだ向かいにある、ダウンタウンのリバーノース地区のビル内に作られた。室内には木製のベッド、椅子、テーブル、陶器、肖像画などが配され、床やドアなども含めてゴッホのタッチで彩色されている。
Airbnbの紹介文によると、部屋はゴッホが属したポスト印象派のスタイルで装飾され、ゴッホが暮らしたアルル地方がある南部フランスを連想させ、泊まれば絵画の中に住んでいる気分になれるとしている。また、貸出人の名前はVincentでアイコンにはゴッホの肖像画を使用。「ゴッホ本人が部屋を貸し出している」という遊び心も加えられている。
また、シカゴ美術館のFacebookには、以前に同じような企画をしていたメキシコの美術教師の関係者が登場。幼稚園児に紙を配り、「ファン・ゴッホの寝室」と同じ色で塗ってもらいそれを部屋中に貼り付けた、メキシコ版の「ファン・ゴッホの寝室」を紹介するという一幕もあり、この企画がいかにアート関係者の注目を集めているかが明らかになった。