時速1000キロ以上の夢のチューブ内走行システム「Hyperloop」がテスト走行を公開
時速1000キロ以上の夢のチューブ内走行システム「Hyperloop」がテスト走行を公開
電気自動車のテスラモーターズや宇宙事業SpaceXなどを設立した起業家イーロン・マスクが提唱する高速輸送システムHyperloop(ハイパーループ)。その技術開発を進める米Hyperloop One社がネヴァダ州で初めての屋外テストを公開した。
ハイパーループの構想は、減圧チューブの中で摩擦抵抗を減らしたポッドを走らせ、時速700マイル(1126km)で走行するもの。同社はすでにラスベガスの砂漠に走行用のチューブを建設しており、今年中には1.5kmに及ぶチューブを使ったテストを実施するとしている。
今回はそれに先駆け、電磁石を使ったリニア誘導エンジンを搭載したマシンでテストを公開。わずか4秒で時速186kmまで加速することに成功した。同社は先頃、複数のパートナーから8000万ドル(86億8000万円)の融資を受けることにも成功しており、今後も開発を続ける。なお、旅客運行開始が予定されているのは2019年〜2021年の間となっている。
テストの様子
今回はそれに先駆け、電磁石を使ったリニア誘導エンジンを搭載したマシンでテストを公開。わずか4秒で時速186kmまで加速することに成功した。同社は先頃、複数のパートナーから8000万ドル(86億8000万円)の融資を受けることにも成功しており、今後も開発を続ける。なお、旅客運行開始が予定されているのは2019年〜2021年の間となっている。
テストの様子