ミマキエンジニアリングがフラットベッドタイプのUV-LED方式インクジェットプリンタの新製品を発売
ミマキエンジニアリングがフラットベッドタイプのUV-LED方式インクジェットプリンタの新製品を発売
株式会社ミマキエンジニアリングは、フラットベッドUV-LED方式のインクジェットプリンタの新製品として、デスクトップタイプの「UJF-6042MkII」および「UJF-3042MkII」と、大判モデルの「JFX200-2531」を順次発売する。デスクトップ型の2機種は10月より販売が開始され、「JFX200-2531」は11月から受注生産で販売。プリントビジネスの可能性を広げる製品群となっている。
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「UJF-6042MkII」は最大610×420mm、「UJF-3042MkII」は最大300×420mmの作図範囲に対応するモデル。いずれもプリント分解能は最高1200×1200dpiだ。最大153mmまでの厚さの立体素材にダイレクトプリントが可能。「UJF-6042MkII」では最高3.52平方メートル/h、「UJF-3042MkII」では最高2.48平方メートル/hの出力速度が実現されており、これは従来機種との比較で約120%の生産性向上となる。
約170%伸長が可能な柔軟UVインク「LUS-120」、特にアクリル素材に役立つ「LUS-150」、グッズ製作に適した硬質UVインク「LH-100」、密着性を向上させるインクジェットプライマー「PR-200」と搭載可能なインク種も充実。クリアインクの吐出と紫外線の照射を一度に行うことで、美しいクリアプリントを実現できる「MCC(Mimaki Clear Control)」もシリーズとして初搭載している。インターフェイスはEthernetとUSB 2.0で、標準RIPソフトは「RasterLink6」。
大判モデルの「JFX200-2531」は、エントリーモデル「JFX200-2513」のプリントエンジンをそのままに、プリント領域が2倍に拡大されている。最大2.5×3.1mの大判メディアをセットでき、大型看板をはじめ、壁 / 扉 / 家具などに用いられる建装材などへのプリントも可能だ。
看板製作で多く使用されている4×8板サイズ(1220×2440mm)のメディアなら2枚同時セットに対応。さらに、プリント領域を手前と奥の2つに分け、交互にプリントできる「トグルプリント機能」も搭載しており、一方でプリントしている間に残りの一方でメディア交換する使い方もできる。対応インクは「LH-100」「LUS-120」「LUS-150」「LUS-200」「LUS-350」で、1Lボトル交換方式。インターフェイスにはUSB 2.0を採用している。