離れた恋人達の距離をゼロにできるキスマシーン「KISSENGER」を英教授らが開発
シティ大学ロンドンの教授Adrian David Cheokや埼玉工業大学・情報社会学科の准教授・森沢幸博氏らによる研究チームは、世界初のインターネットを介したキス感覚共有デバイス「KISSENGER」(キッセンジャー)を発表している。
本デバイスは、スマートフォンなどと接続することにより、離れた場所にいる恋人や家族とキスの感触を共有できるコミュニケーションデバイス。キスを共有したい相手とネットで接続し、シリコンリップに唇をあてるとデータが送信され、シリコンリップに内蔵されたリニアアクチュエーターが作動して双方向にキスの感覚を生み出す。
現在プロジェクトはiOSデバイス向けのプロトタイプの製作段階で、iPhone/iPod/iPadのオーディオジャックに差し込んで使うように設計しているという。
チームは、本デバイスの使い方について、遠距離恋愛をしているカップルや離れて暮らす家族、そしてアイドルと世界中のファンがキスを共有できるとしている。