Google、これまでは個人Gmailの内容をスキャンしていたが今後は停止すると発表
Googleは23日(米国時間)、Gメールやファイル共有などが使用可能なクラウドサービスG Suite(Gスイート)については発表を行い、個人向け「Gmail」において、メール内容のスキャンを停止すると発表した。
Gmailでの内容は、表示される広告のパーソナライズ化のために利用されてきたが、今後はスキャンの対象から外される。
Gmailは12億のユーザーを抱える巨大なメールサービスだが、ユーザーのプライバシーとセキュリティを最優先とし、今後の広告表示については、YouTubeなどの他のGoogleのサービスと同様のアルゴリズムで表示するとしている。
本機能は2017年の後半から運用開始となり、ユーザーは広告のパーソナライゼーションを無効にするなどの設定変更も可能だ。
発表資料
2017/06/26