A3やA3ノビに対応するモデルも登場!エプソンがエコタンクを搭載プリンタのラインナップを拡充
セイコーエプソン株式会社は、エコタンク搭載モデルのラインナップを強化し、2017年9月14日(木)から順次発売する。エコタンク搭載モデルとは、大容量インクタンクを採用することでインク交換の手間を減らし、低コストでの出力を行えるインクジェットプリンタの製品群のこと。今回の発売では、A4対応の複合機「EW-M670FT」と「EW-M571T」のほか、エコタンク搭載モデル初のA3出力対応の複合機「EW-M970A3T」や、ビジネス向けのA3ノビ出力対応の複合機「EW-M5071FT」も登場する。
今回のラインナップ拡充で、エコタンク搭載モデルは計7機種となった。全機種が自動両面プリントに対応しており、文字のプリントに強いブラックの顔料インクを搭載(カラーは染料インク)。「EW-M970A3T」は顔料だけでなく染料のブラックインクも備えたモデルとなっている。「EW-M670FT」と「EW-M571T」はヤドカリ ブラックやハリネズミ シアンなど、「EW-M970A3T」はマラカス ブラックやハーモニカ フォトブラックなど、「EW-M5071FT」はクツ ブラックやハサミ シアンなど、インク名が独特であることも特徴的だ。
「EW-M5071FT」を除く3モデルでは、既存の「EW-M770T」で好評だった「押すだけ満タン」インク方式が採用された。これは、スクリュー式のボトルキャップを開けて挿すとインクの補充が開始され、“満タン”になると自動で補充が止まる方式。また「EW-M670FT」と「EW-M5071FT」には、PrecisionCoreプリントヘッドが搭載されている。市場予想価格は「EW-M670FT」が5万円台中盤、「EW-M571T」が3万円台後半、「EW-970A3T」が8万円台中盤、「EW-M5071FT」が11万円前後。「EW-M5071FT」のみ2017年11月と後発での発売が予定されている。