楽天とローソン、ドローンで「からあげクン」などを移動販売車まで運ぶ試み
楽天株式会社と株式会社ローソンは、かつて東京電力福島第一原発事故の影響による避難指示区域だった南相馬市小高区において、ドローンと移動販売車両を組み合わせた販売の試験的な取り組みを10月31日から開始すると発表した。
本取組は、「ローソン南相馬小高店」(福島県南相馬市)を拠点に実施される。南相馬市小高区では、日用品や食品など買い物環境の向上は優先すべき課題となっていて、その中で、「ローソン南相馬小高店」は移動販売車両による販売を開始する。
移動販売車両の課題は、温度帯の問題により、「からあげクン」をはじめとしたフライドフーズを積み込むことができないこと。しかし、注文を受けてから店舗で用意しているフライドフーズをドローンに積み込み、ドローンが移動販売車両まで配送することで、ユーザーの手に温かいフライドフーズを届けられる仕組みだ。
すでに楽天は、2016年5月からゴルフ場での実施や地方自治体などとの共同実証実験で「楽天ドローン」の運用試験を重ねており、今回の運用は、「ドローン配送の社会実装に向けた第一歩となります」としている。
すでに楽天は、2016年5月からゴルフ場での実施や地方自治体などとの共同実証実験で「楽天ドローン」の運用試験を重ねており、今回の運用は、「ドローン配送の社会実装に向けた第一歩となります」としている。