漢字6万文字の国際規格化が完了、斉藤さんのサイも60種類がPCでの表示に対応へ
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)国際標準推進センターは25日、「文字情報基盤整備事業」において、漢字6万文字の国際規格化が完了したと発表した。
コンピューターで漢字を正確に表記させるためには、国際規格化が必須だったが、これまでは1万字が規格化されるのみだった。そのため、登録外となっている、草なぎ剛さんの「彅」や中国の地名・深センの「圳」は「外字」として扱われ、平仮名やカタカナでの表記となっていた。
IPAではさらに戸籍等の業務で必要となる「変体仮名」の国際規格化も推進。2018年3月末までにISO/IEC 10646 (Universal Coded Character Set) 第5版追補版が発行される見込みだとしている。
これにより、漢字、変体仮名全ての国際規格化が完了。これまでは、渡辺の「ベ」11種類、斉藤の「さい」の60種類などは「外字」だったが、渡辺性、斉藤性は本来の漢字を使うことができるようになる。
IPAではさらに戸籍等の業務で必要となる「変体仮名」の国際規格化も推進。2018年3月末までにISO/IEC 10646 (Universal Coded Character Set) 第5版追補版が発行される見込みだとしている。
これにより、漢字、変体仮名全ての国際規格化が完了。これまでは、渡辺の「ベ」11種類、斉藤の「さい」の60種類などは「外字」だったが、渡辺性、斉藤性は本来の漢字を使うことができるようになる。