海洋堂、佐藤オオキ氏のデザインオフィスnendoがデザインしたフィギュア「アイデアの素.」を発表
株式会社海洋堂は、カプセルフィギュア「アイデアの素.」をリリースする。佐藤オオキ氏が率いるデザインオフィスnendoのコンセプトとデザインにもとづき、“カタチのないもの”を立体化したフィギュア。2018年2月18日(日)に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催される「ワンダーフェスティバル2018」で初披露される。さらに4月には、イタリアで開催される「ミラノサローネ」のnendo個展会場にて現地のみでの先行販売も予定。取り扱い販売店での一般発売は5月で、1回500円(全8種類 / 2カラー各4種)となる。
デザインオフィスnendoは、銀座にグランドオープンした株式会社資生堂の総合美容施設「SHISEIDO THE STORE」の空間デザインを手掛けるなど、年間400を超えるプロジェクトに携わっている。その全ての仕事を高い質で仕上げている秘訣の1つが“アイデア”の質の高さだ。今回のコラボレーションは、株式会社海洋堂が佐藤オオキ氏の発想法や仕事の姿勢に共感したことからスタートした。佐藤オオキ氏が実践しているアイデア発想のコツが、デスクトップオブジェ作品として表現されている。
造形のプロセスとしては、まず佐藤オオキ氏によるスケッチをモチーフにnendoが3DCGを作成。そのデータをもとに、株式会社海洋堂がでフィギュア化に合わせた形状の調整が行われ、原型として仕上げられた。いずれのモデルも、日々の発想力を手助けしてくれるサプリのようなものを目指して製作。目につく場所に飾ることで“ひらめきやすい状態”を維持する効果を狙っている。