山手線に作品を飾って“走るアートミュージアム”にしたグラフィック展を東京造形大学が開催
東京造形大学は、2018年2月28日(水)まで「東京造形大学 山手線グラフィック展」を開催中。JR東日本・山手線E231系ADトレイン1編成を展覧会場に見立て、造形学部デザイン学科グラフィックデザイン専攻領域学生によるデザイン作品を車内に展示している(車両整備などの理由で、期間中でも運休となる場合あり)。デザインテーマは「TOKYO」で、総意匠数は約300点。
この「山手線グラフィック展」のプロジェクトは、言わば山手線を“走るアートミュージアム”にする企画だ。デザインは社会を形成する大切な要素であり、人々の日常に溶け込んでこそ真価を発揮するもの、という考えにもとづいて、東京の中心を周回するJR山手線の車内で実施。学生たちが、それぞれ個性に溢れた作品を披露している。
展覧会のロゴは、東京の中心を走る山手線を抽象的に表現。東京造形大学らしく、手や人肌を感じて欲しいとの想いから、球体に布を被せて透過光で撮影したビジュアルが採用された。さらに、文字は一部を除いて全て活版印刷で表現されている。なお、展示の様子は東京造形大学の公式SNSアカウント(Facebook / Instagram / Twitter)でも順次公開予定。