キヤノン、映像内の動体のみをシルエット表示できるソフトウエアを発表。発売は4月9日~
キヤノン株式会社は、3月5日、映像内の動体をシルエット表示できるソフトウエア「Moving Object Mask for Milestone XProtect Version 1.0」を発売すると発表した。マイルストーンシステムズ社のビデオ管理ソフトウエア「XProtect®」に組み込むアプリケーションという形で4月9日から発売開始となる。
セキュリティや顧客サービス、マーケティングなどの分野において、リアルタイム映像の価値は誰もが認める所だが、映像には個人を特定できる情報が含まれることが多く、活用の幅が限られてしまっていた。同製品は、動体のみをシルエット表示することで、プライバシーに配慮しながらも、様々な場所をモニタリングできるようにするソフトウェアである。
レストランや店舗、会議室といった共有スペースや、駅やバス・タクシー乗り場のような混雑が気になる場所にネットワークカメラを設置しておけば、個人が特定できない状態で映像を共有し、空席や混雑状況の確認が可能に。「People Counter for Milestone XProtect Version 1.2」(別売り)と同時に使用することで、映像内を移動する人物を、約1,500人までカウントすることもできる。
また、美術館や博物館などで立ち入り禁止エリアだけは通常表示としたり、工場などで作業者のみをシルエット表示にするなど、シルエット表示する領域は、映像内から複数指定することができるとのこと。今後も、様々な分野での活用が期待される。
レストランや店舗、会議室といった共有スペースや、駅やバス・タクシー乗り場のような混雑が気になる場所にネットワークカメラを設置しておけば、個人が特定できない状態で映像を共有し、空席や混雑状況の確認が可能に。「People Counter for Milestone XProtect Version 1.2」(別売り)と同時に使用することで、映像内を移動する人物を、約1,500人までカウントすることもできる。
また、美術館や博物館などで立ち入り禁止エリアだけは通常表示としたり、工場などで作業者のみをシルエット表示にするなど、シルエット表示する領域は、映像内から複数指定することができるとのこと。今後も、様々な分野での活用が期待される。