MoMA Design Store、本体が合成コンクリートのスピーカーなど「NEW TECH」アイテムを多数発売
ニューヨーク近代美術館MoMAのミュージアムショップであるMoMA Design Storeは、先端技術を駆使している「NEW TECH」アイテムを多数入荷したことを発表した。実生活を想定した商品テストを受け、MoMAのデザインキュレーターによって「このデザインは本当に役立つものなのか」「もし、この商品が存在しなかったら、世の中は困るだろうか」といった基準を設けてアイテムを厳選。ラインナップされた製品は、いずれもデザイン性とテクノロジーを兼ね備え、日々の暮らしをより良くするために役立つ。
今回入荷された商品の販売店舗は、「MoMA Design Store」の表参道店および京都店と、オンラインショップの「MoMA Design Store」で、ショップインショップ「MoMA Design Store at ロフト」の渋谷 / 池袋 / 札幌 / 仙台 / なんば / 神戸でも一部商品のみ展開される。1600万色の表現が可能なLEDランプとBluetoothスピーカーを融合させた「CROMATICA」、磁気の仕組みで空中に浮遊するライトの「FLYTE ライト ニコラ」、手軽に360°のVR体験ができるスマートフォン用のミニゴーグル「HOMiDO VRグラス MINI」、エレガントな美しさを感じさせるLED電球「プルーメン 003 LEDライト ペンダントセット」など多彩な製品群が用意された。
注目の製品の1つとして「MASTER & DYNAMIC MA770 ワイヤレス コンクリートスピーカー」は、世界的な建築家のデイヴィッド・アジャイ氏がデザインを手掛けた逸品。音響特性に優れた合成コンクリートを本体に採用しており、38mm径チタンツイーターと100m径ケブラーコーンウーファー×2を搭載している。再生周波数帯域は20Hz〜20kHz。Chromecastの内蔵によって、Wi-Fiを通じたSpotifyなどのストリーミング再生も可能だ。Bluetooth通信(A2DP / AVRCPプロファイル、SBCコーデック)にも対応し、有線接続用に3.5mmアナログ入力端子やTOSLINK光デジタル入力端子も備えている。本体サイズは約510(幅)×410(高さ)×255(奥行)mm、重量は約16kgで、販売価格は21万1111円(税抜)。